旅先の街々で人に会う(移動調整日の風景)
関ケ原駅で乗車し、東へ向かう列車でこれを書いています。
旅仕事では、滞在先の街々で人に会います。
久々にお会いする方、初めてお会いする方。
そんな話を書きます。
2週間5都市
今回は2週間、国内をぐるっと回る旅仕事です。
訪問地は、東京/千葉/兵庫/岐阜/東京。
私にとって割と典型的な期間と訪問都市数です。
さてこの目的地、旅せずに飛行機でとんぼ返りする選択肢もありはしますが、それは移動時間が相当に無駄です。
そこで仙台に戻らずに、旅先の街のRegusビジネスラウンジで仕事をするというスタイルをとっています。
そうすると、弾丸日帰り出張スタイルにはない素敵な時間がたくさん持てます。
もちろん、それが単に自分の趣味的享楽のようなものであれば、経営者としての内なる声が制止します。
合理的な判断の上での旅仕事です。
移動調整日を過ごす街
そうすると1~3日程度の「移動調整日」というものが生まれます。
その期間どこかに滞在するわけですが、街は、都度、複雑な要素で決めます。
- A)前後の目的地の間にある街
- B)打ち合わせの予想される人々が出張扱いでなく移動できるエリア
さらに言えば、
- C)ある程度は交通の要所駅か、(空)港がある
- D)雰囲気はのんびりできる街
です。
経験則ですが、C)D)があると、仕事上の友人とゆっくりディスカッションできるいいカフェが見つかりやすいです。
神戸にて
昨日までの三日間は、神戸を移動調整日にしました。
素晴らしい滞在でした。
お会いするには遠い都市でしたがおいでいただいた方々もいて、充実したディスカッションや開発を行えました。

神戸の空。
滞在宿は、徒歩で三ノ宮のRegusにいけ、かつ、周囲の雰囲気がいいところとして、旧居留地の駅の真上のホテルにしました。
駅を出たところの風景。振り返ると宿があります。
バス、地下鉄、JRも元町が近くとにかく便利。

部屋から見える路地。
しゃれた小さい店が多いです。カリーブルストとドイツビアの店とか。

三ノ宮駅前のビル22階にあるリージャス。
ビジネスラウンジからの景色は、国内のリージャスで多分最高。
神戸の中心駅である三ノ宮駅の界隈で打ち合わせる時には、歩行者デッキのつながっているビルの中のカフェあたりが狙い目です。
Bluemeというカフェがいいという情報を得て、いってみました。

おしゃれ女子の店ですが、入りにくくはありません。
中二階は落ち着いてて打合せがとても捗ります。
紅茶もおいしかったです。
打ち合わせの後、軽くいっぱい、ということで夜は、アードベッグ好き(石井)にはたまらなないお店へ。

アードベッグハイボールバー。
北野坂にあります。
TEN以外のアードベッグもたくさんあります。
昔、とある場所で飲んだまぼろしの味、みたいのが私の中にあったのですが、今回の訪問でそれがアードベッグのどれだったか判明。どういう領域にせよ専門店に入ると普段は得られない知識がいろいろと獲得できます。
こんな風景の中の生活でした。今回の神戸滞在では、港エリアも異人館エリアもいかずに、ホテルと三ノ宮の間のエリアだけで充実して、あっという間に三日間が過ぎました。
旅の日々、津々浦々
移動調整日の滞在は、こんな風に過ごしています。
以前は日々目にするものをその日のうちにSNSにアップして、その時感じたこと、浮かぶ仮説、なども記録することを日課にしていましたが最近はそれをやめSNSの利用時間を極限まで少なくし、その時間でこんな風にリアルに人に会う時間を増やしています。
津々浦々、近所の街にお邪魔して、人と会い、共に新しいものを描き、いろんなものを感じて、何かを作る。
そんな旅仕事の日々を送っています。
今夜からは、中部地方の都市の滞在が始まります。