フードで没入感を導く
オフィス内で仕事中にフードをかぶることで集中を醸す、という人がいました。その人の感性はなんとなく似ているものがあったので、その言葉が意味するのはなんだろうと思い、フードをかぶって仕事をしてみました。すると、面白いことに、結構な集中力が得られました。うまく要因を言い当てることはできませんが、耳の周囲に壁ができて音のシャープネスが落ち、皮膚の表面の空気がフードとの狭い空間に留まることで自分の体温がキープされているという布団の中のような安心感と、視野の端に常に一定のもの(フードの端)が見えている、というあたりに何か、要素がありそうに思えました。
夏場は熱いのですっかり忘れますが、冬場は暖かいしなかなか、良い感じで過ごせます。特に首筋が冷えずに暖かく過ごせて、ひえからくる肩こり、頭痛の緩和の効果もありそうです。
いつか、この辺の集中の効果を調べて、それに即したような「集中フード」を作ってみたいと思っています。
しばらくは、要らない布などをつかってコンセプトモデルをつくってみようと思います。