ブレストの準備体操「しりとらず」
ブレストをする際には、創造性・思いつきのもととなる脳の部位が活発な状態で無いと、なかなか波に乗るまでが難しいものです。
以前、くらたまなぶ氏が起業系のセミナーでアイデア出しの講義をされたときに「しりとらず」というブレストの準備体操を紹介されました。これが何の道具も要らず人さえいれば出来るものなので、ぜひブレストを始める前に、この準備体操を試してみてください。多分、しなかったときに比べ創造性がホットになっていることと思います。
ブレストをするメンバーが4人だとします。A君は、何でもいい適当なモノ・名称を、B君に告げます。たとえば、「ガラスのコップ」と。
B君は、即座に「え~ガラスコップ、ガラスコップといえば、ベネチアですが・・・」と、ガラスコップについてあらん限りのことをしゃべります。3分がたったときに、B君は、急に全く関係の無いモノで話を閉めます。「え~、というわけで、次、靴下」と。
するとC君は、突然ふられた靴下について即興で靴下に関する説明を行います。「え~くつしたは、通常先が丸いですが、おじさんを中心に指われのものもあり、むれ対策に・・・」という感じです。
メンバーの人数によりますが、これを4~5周行うと、その後のブレストは驚くほど円滑に頭が回るようになります。