地域で「製品開発の初期段階」の体験を共有する
11月21日。ある産業団体の委員会に出席していました。ベテラン経営者の方が委員になられている委員会であり、たぶん私が、最年少の委員。委員会に参加した初年度は、20年以上ベテランの方を前にコメントを言うのはとても難しかったのですが、三年目になった今は、入れ替わりが進み、この委員会の中でも参加歴の長い方になりまして、自然なコメントができるようになりました。
その中で、私自身が提案者である、ある新しいアイデアを検討していただきました。それは「地域で「製品開発の初期段階」の体験を共有する」ための仕掛けです。
提案者である私がオーガナイザーとしての責任とタスクを請け負います。負荷もそれなりに多いことは覚悟していますが、私の「すきなこと」「得意なこと」「使命」とぴたりと合っているので、実行段階になればやり遂げるつもりです。
詳しいお話は、トップの正式な認可を経てから、報告したいと思いますが、活力ある地域を作り出すために、私のできることを、地道に続けて生きています。
今でも思い出します。私が尊敬する企業のモデルとして考えている「島根の中村ブレイス」の中村敏郎さんを訪問した時に、いただいた言葉を。
「3年5年でやろうとしない。10年20年かければ必ず出来る。」
「一つ一つやれば、必ずできる」
ご多忙なお時間を3時間もさいていただいたあの体験は、いつも私の「未明なエリアを切り開いて進む」いきかたを照らしてくれています。ご本人にむかって御礼の手紙を書くよりも、彼からもらったものを、社会へ還元することで、遠くから恩返しするつもりで日々、仕事に打ち込んでいます。いつか十分に、自分が納得できる時が来たら、中村さんに報告をしたいなぁと夢見つつ。