未来に明るいものがある、と想起させること。
社会における大人の仕事の一つに、
子供たちに「未来に明るいものがある」と想起させるような
後姿を示しつづけること、があると思います。
子供、と表現しましたが、明日を作る人々、というべきかもしれません。
私は教育的な行為をする時にはいつも、自分より仮に年上の方でも
わが子だと思って愛そう、とおもってその場に臨みます。
そのためには、
自分自身が、本気で、未来に明るいものがある、と信じ、
その実現の為に、ゆるぎない努力をし続けていて、だからこそ
本心で信じられる、そういうものではないかと思います。
「はじめに本物を与える」
私の教育的な活動における理念です。
生涯を通じてその知識は、その人に残ります。
だから、初めに与えるものは本物でありたい。
そんなことを思う夜でした。