雑誌に記事を書こうとするなら
「雑誌に記事を書こうとするなら、たくさんの雑誌の索引に片っぱしから目を通してゆけば、二、三時間で索引にはあまり関係のない主題を、少なくとも五十は思いつくだろう」
オズボーンの著作より。
この前後では、連想力が記憶とイマジネーションを結合することについて書かれているのですが、この記述一つとっても、実践的であり、かつ、示唆深いですね。
今風に言えば、TIPSとかライフハック的なノウハウですね。当時、アレックス・F・オズボーンは多忙な時間の中でも様々な記事を雑誌に出しています。彼の発想する力のコツが本の中でも垣間見れます。
索引を片っ端から眺めらた、関係のない記事アイデアが50も出る。もちろん、これの前後には、なまの体験が創造力の燃料であることを重点的に語っていますので、最近のライフハック的なすぐやれる的なものとは、ある種、違うのですが。
そうそう、アイデアを思い出しました。
ランダムにアイデアを出そうという時の、
「サイコロ・ライブラリー法」(勝手に私が名付けました)。
図書館の中央らへんの書棚に立ちます。
サイコロを3つ振ります。
それが、6・2・5だったら、
左にむかって6歩歩いて、
上から2段目の
左はじから5冊目を手に取ります。
サイコロをまた振って、同じように本を手に入れます。
大抵は借りれる本は、5冊くらいなので
これで5冊かります。
大きな図書館ならば、歩数は3倍した数にします。
6が出たら18歩。曲がり角があれば、適当に曲がります。
実際に、普段行く書棚から左に6歩、歩いてみると、
結構違った世界があります。
自分の興味以外の世界に、
おもしろいことを発見するかもしれません。