生活環境の優れた街だから
![]()
書斎の窓からの眺め、那智が丘の山と、仙台南部が広がる。
仙台に住むことに、非常にこだわりがあります。
生活の質、というのは豊かに生きるには、とても大事だと
私は思うのですが、仙台にはそれがあります。
(多分、信州とか、土佐のあたりもそうだと思いますが。)
資源アクセスの意味でも、インテリジェントなビジネスには
充分なインフラがあるため、ネットを中心にした
仕事で、肉体的な移動は時々でいいならば、
仕事的にも仙台はいいです。
あちこちで「意外とあの分野のアーティスト、仙台にいるんですよ」
という声を聞きます。
意外と、意外と、とよくきくので、あまり驚かなくなりました。
学術機関の多さもあるので、雰囲気、というのがあると思います。
地元の生まれ育ちの人にはなかなか、分かりにくい所ですが。
![]()
クライアントからの帰り、信号待ちの、山あいの夕日に見とれて
それから、移動はほとんど車、というのも、ある意味すごく贅沢です。お酒は飲めませんが、それをのぞけば、駐車場も、郊外なら大抵はただですし、道も広くて、車も少ない。とてもストレスの少ない環境です。
地元のクライアントが少ない、というのは、すこしさみしい所ですが、それでもクライアントは宮城や東北にいて、車で移動します。車だと暑さも寒さも、雨も、あまり関係ないので、傘もコートもあまり持ち歩かなくなりました。
こういう環境の中でしかしにくいことがある、と思うのです。特に創造的な感性を強く持って、人々のそうした部分を支援するには、自分がクリエイティブなタッチにたいして、繊細な肌表面の感性をもっていないといけない、と思います。仙台に拠点があることで、それが可能になっています。
とはいえ、東京やそれから縁あって仕事の多い京都の、街の感じも嫌いではないです。東京の濃い味付けの価値観もまた、刺激フルな生き方をくれる場所ですからね。
拠点仙台、仕事全国。
そういう生き方をもっと本格的にできるように、いろんな可能性にチャレンジしてみたいと思っています。