未来社会のキーワードを使ってカルタのようにチームで遊ぶ
未来社会のキーワード、というものが社会に様々あります。各種の資料を統合・調整して100以上のキーワードリストを作りました。
それらを名刺カードより2回り小さいカードにして『未来カルタ』という遊びながら未来への知性を深める道具を(だいぶ前ですが)試作していました。

あらゆる分野の未来に関してのキーワード(一般語に調整)カードを使って、3とおりの使い方ができます。
1.未来カルタとして遊ぶ(1)
5×5のグリッドを各自が持ち、中央に、自分の好きなキーワード(カード)を置きます。広げた100枚超のカードを自分の番で、拾ってそのグリッドに並べていきます。ただし離れておいてはいけません。次第にキーワードの広がりが外に行くほど、意外なキーワードもつながっていきます。
2.未来カルタとして遊ぶ(2)
(1)と基本的には同じです。違うのは、初めに、グリッドの2つの角に、ランダムに選んだカードを置きます。両方の角から広げてグリッドをいっぱいにします。(1)のように真ん中に置くことはしない、という点が違います。この方法だと、一見関係のなさそうな対角に置かれた2枚のカードの間をつなげていくことで、意外なつながりが見いだせたりします。
3.事業計画を発想するヒントにする
キーワード(たとえば資源の枯渇)の周辺に関連するキーワードのカードを並べていきます。すると見落としていた未来の動向を俯瞰的に可視化してみることができます。遊ぶよりもチームで合議する際のアシストツールになります。
上記は、試作したカードセットで、3の使い方で遊んだ写真です。昔、社内のコンサルティングメンバーと一緒に遊んでみましたがなかなか使い勝手がシンプルで、でも、結構面白かったです。