組織と創造について研究する大学院生さんとディスカッション
今日は、東北大学の修士の方とディスカッションしていました。
彼の研究が組織と創造という、興味深いテーマで、とてもおもしろくお話を伺いました。
今日の主旨は、彼の研究が山場であり「産業界にいる人の意見をヒアリングしたい」ということで、私にコンタクトをくださったので、大学でお会いしたものです。
彼の研究を伺い、その視点で展開される「組織と創造」についてはとても興味深いものがあり、「ヒアリングをされる」というよりは、意見交換をしつつ、ある種のモノゴトに、それぞれの観点から光を当てる、という形でのディスカッションでした。
フルタイムで大学院生でいる方の学習量・分析とモデル化の思考深度は、すごいなぁと、おもいました。よく企業のR&D部門の方と「創造という活動」について情報交換するのですが、そういう時の会話よりも、アカデミックなアプローチについては、ずっと、進んでいるものがありました。アカデミアなんだから、当然じゃないか、という声もあるでしょうけれど、企業の現場にいた事が無い若い院生さんがそこまで組織に対して洞察が出来ることは、驚愕に値するなぁと、素直に思いました。
知識学習能力の高さ。大学院まで進んでから企業にはいる人材の「資質」とは、その点にある、のかもしれない。とふと思ったりしました。

彼の持参していた本