ITコーディネータ宮城会にお招き頂きました。
ITCの本田さんにお招きいただいて、「ITCにとっての、TRIZのビジネス応用モデルをつくれないか」ということで、試みのアイデア創出ワークをしてきました。


まずは、IT分野での改善事例を大量にあつめる、ということからしてみました。
TRIZ的な知の構造をつくるための第一ステップである「要素収集」です。
時間的には、このへんで終わってしまいました。
このようなワークをし、充分な要素がえられてくると、新規カテゴリーの登場がみられない飽和の時期がきます。
この後に2つのアプローチがあります。
「ブレークスルーの40パターン」にむけて、分類していく。
あるいは
「問題の類型化」をしてそれらを起点に「解決方法」を整理していく。(割りつけていく)
後者はTRIZの作られた過程を、再現するようなスタイルです。
前者の場合は、物体に対する概念を「人、組織」分野へと類推するならば、”SLP”的な類推方法もいいかもしれません。
(SLP:スマート・リトル・ピープル、TRIZ手法の一つ)
TRIZの知の構造、作り方は割とシンプルですが、その実施には相当な時間がかかります。ですがそれをのり越えて得られるものは大きいと思います。
ITCさんたちの取り組みが形になって、多くの人の使えるところをなることを、心から願っております。