雨には雨の楽しみがある
学生時代、海辺のキャンプ場の管理人バイトをしていたとき、ある日、あいにくの雨で、お客さんは誰も残念そうだったり、キャンセルだったりしていました。
そんな中、素敵な雰囲気のお父さんが、息子を率いて、予定通り雨の中、キャンプにきました。
彼に「あいにくの雨になってしまいましたね」と雑談としていったら、彼はこういいました。
”雨には雨の、楽しみがある”
素敵だなー、その答え。おっしゃった本人が、本当にそう思っていわれたことも肌で感じて、本当に素敵な日とだなぁと、と思ったのでした。
あのころの私から12年以上も時間は流れていますが、まだ、思い出すシーンです。記憶の中の私は、いまも探し続けています。
今日、ふと、風呂に入っていて、答えがわかった気がしました。
「出来事を肯定的に、とらえる。」
それが、答えなんだろう、と、思いました。
予期せぬトラブルや、想像と違った物事との遭遇。そういうときに、それを、楽しむ姿勢をもつかどうかで、変わりそうです。
それを「体験」とするか「ロスやコスト」とするかで、同じ1日は、立ち昇るものが違ってきます。
もしかしたら、まだ、答えには、遠いかもしれませんが、とりあえず思ったことのメモでした。