Change the world
以前、シリコンバレーに行ったときに、ある人のおっしゃった言葉。
Change the world.
その言葉は、今も、僕の心に、こだましています。
世界を変える。
そう本気で思っている人たちが
サービスを創っていく姿は、
しなやかで力強い。
小手先の収益とか、その辺もけっしてどうでも言い訳じゃない
けれど、かれらの将来価値、掘り起こすものの潜在価値、の
前では、多くのものは、取るに足らない小事に見える。
私は、私なりの志しにむかって、
その軌道を、どこまでも全力疾走していきたい。
そういう強い気持ちの熱は、
今も私に強い推進力を与えてくれています。
昔、ある方が言いました。
人間が強い力を出せるのは、「強い感情」か「大志」だ、と。
前者は長期的に見ると、余りに不安定。
使命を持った人間が強く、長距離の競争で彼にはかなわない
ように見えるのは、そういうところにある、と。
語るに足る志しであるのかどうかは、
本人がきめること。それでいい、と真剣に思います。
「チェンジ・ザ・ワールド」
”身の丈にあった投資額で、思い切りのいい挑戦をする”のがイノベーション戦略としてよい、とするある研究があります。私はそれに賛同して、アイデアプラントの挑戦はいつもそういうデザインで行われています。
その思い切りのいい挑戦の、方向。ずっとさきまで、水平線をめをこらして、僕は、見る。その先に「Change the world」の文字が浮かんで見えますか?と自問する。霞がかかっているならば、すこし高いところに上って見るべきときだ。そんなことを、セルフフィードバックして、います。
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さて、ブログタイトルに従い書きたいことは、
それぐらいなのですが、
すこし、今している仕事を紹介します。
(最近は新商品関連のことばかりでしたが、
実際には、他にもいろんな仕事をしています)
今日は、1200名の精密機械メーカの新人研修(未来構想のプロジェクト型研修)を設計しています。
同社の未来を変える力、それは、現在の、そしてこれからの人たち。その彼らが織り成す行動や考えが組織文化を創り、挑戦する企業を作る。そう考えると、彼らの新人さんがはじめて学ぶ未来構想の教育コンテンツは本物でなければならない。そう自分に要求しています。
教育のポイントは「はじめに、本物を与える」こと。
と、私は思います。
なので、真剣な思いで、楽しく学べるワークショップを、創っています。
楽しさをデザインする、というのは、ブレスターやIDEAVoteの開発で、私たちは比較的トレーニングされています。ワークショップがまじめに吸収しつつも、退屈さとは無縁のたのしい時間となるよう、頭を2重にはしらせて、研修を設計しています。
この未来構想の研修コンテンツは、いずれ、ネットで配布するPDFファイルか、電子書籍(ご縁があれば)で、提供していきたい、とおもっています。(とはいえ、挿絵や文章配置などには、プロの技がいりますので、それをするならば、また、誰かと組んで行うべき仕事になると思いますが。)