高校で、アイデアワークショップをしてきました。
今日は、東北生活文化大学高等学校へいってきました。
アイデアプラントは、今年、年間で10回、無料のアイデアワークショップをすることにしたのですが、第一回目は東北大マスピーさんで、第二回目の今回が、生活文化高校でした。
私が「しごと」(極豊=志を極めて社会を豊かにすること)としていることを、させてもらえる場をいただいた倉本先生に感謝!
女子のほうが多いクラスで、私の千葉での高校時代とは大分環境が違うなーと思いました。男子のほうが少数派だと、場というのはこうなるのかー、と興味深くもあり。

さて、今日は、こんな資料を使いました。
創る人の4つの思考.pdf
30サークルズ
6観点ウォーク
問題を発見する部分で、6観点リストを持って、家から学校までメモをしながら歩こう、という主旨のものです、いくつかの観点をさだめてあるくと、意外と気がついてなかったこと(時にそれは、課題の原案となるもの)があることに気づくでしょう。ぜひ休みの日に目的地に行くまでなど、実施してみてください。気づく力も養われるはずです。
その後は、マインドマップを大きな紙に書いてもらいました。
そのうちの一枚をもらいました。女子高生3人による作品。(本来のマインドマップは、枝の脇に文字をかきます。こうしたまるで囲むのは、マインドマップ本来の記法ではありません。(でも、初心者はよくやりがちなんですが。)技法の正統な使い手がパートナーにいますので、一応、厳密性に配慮して。)
さて、のせます。
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クリックすると、非常に大きくなります。
うわ(笑)、と、思わずつぶやいてしまった作品です。
なんというか・・・、マインドマップ的の正統な記法でないとか、そういうレベルは超越した、「何かを感じ取らずに入られないものがある」と、私は彼女たちに言いました。これはちょっとすごい。すこし改造して、あたらしいタイプのすごろくにしてみたい衝動にかられます。
さて、その後は、理想解による発想法をお話しました。
物事には理想性が、簡単な式で表現できること。
それが無限に大きくなるように物事は進化発展すること。
その姿を割り戻して、アイデアを出すこと。
昔、誠Biz.IDで書いた記事↓
こんなことをしてきました。
たくさんの高校生に混じってアイデアディスカッションができた、とても貴重な日でした。
それと、今日は、講師然とした服装、話し方、をやめて、いつものアイデアプラントの石井として、接しました。この方が高校生にはいいんだなぁと、思ったのでした。
聞き手に合わせるとは、気持ちのあり方、心理状態、そういうところから、相手に近づいていくこととしる、そんな貴重な経験でもありました。
彼女ら、彼らとの継続的な付き合いができるかも知れません。
・・・
生文高の皆さんへ
仙台から、全国に発信するような、いい作品をぜひ、作ってください。皆さんを、いつも応援しています。観察~発想という基本はなんとなく体験されたと思いますが、自分のやり方としてなじませてください。学んだことの「独自化」っていうのが、一番大事なんです。こういう「手法」というのは。
