創造性の定義を仮に受け入れるとすると
創造性=新規性+有用性(というCPS系の定義を仮に受け入れると)、ここからさまざまな議論ができます。
先ず、アイデアは既存の要素の新しい掛け算、という表現ですが、シャッフルミックスで新規性のある組み合わせを大量に創る、というのが第1ステップになります。多くの発想法は、発散技法、つまりここを意図して作られています。
次に、その中から、有用性のあるものを拾い出します。これが第二ステップです。有用性というのを見つけるときには、「広い」=多くの人がそのニーズを持つ、「深い」=そのニーズをとても強く持つ人がいる、という二つのチェックをすれば、大体、粗く評価できます。「広・深」が望ましいですが「広」だけでも「深」だけでも、いいわけです。2×2の4枡を作って、ざっくり分けてもいいでしょう。
こうする(大量組み合わせと、有用性のスクリーニング)と、創造的なアイデアのリストが手に入ります。
いきなり創造的、ということを目指すよりは、それを2段階にわけて取り組みだけでも随分らくになります。ぜひ試してみてください。
追記:
なお、創造的所産(product)の定義を吟味するとさらに3つ目のステップを示唆してくれます。ただしここでいうプロダクトはコンセプチュアルなものも含みます。
創造的所産=新規性+解決(~有用性)+巧緻性(~実現性)、という定義を仮に受け入れると、「実現性」をあげることが次にするべきことだとわかります。(第3ステップです)。
アイデアを具体的な形やコンセプトにするためにすべき作業の本質は、「実現性」をあげること。これを仮に受け入れるならば、ここでするべきことは簡単で、アイデアの強化プロセス(PPCO)か、ラピッドプロトタイピングをします。
創造性の2つの要素、創造的プロダクトの3つの要素、という考え方から
・新規性
・有用性
・実現性
を段階をあげるように進めていくことを、簡単にまとめてみました。
自分の作品が、何かかけている、と思ったときには、この3つをチェックしてみると、なんらかしらの打ち手が見えるでしょう。