【iPad】日本中の「今」を覗く窓にする
iPadを、アイデアワークの道具とし来て使い切るシリーズ、第9弾です。
今回は、発想の材料になる「インプット」を増加させる使い方です。
twitroll
http://twitroll.com/
太田憲治さんの提供するWebサービスです。太田さんは他にも「iPadZine」「こくちーず」など、シンプルで使い勝手の良い無料Webサービスをリリースされています。
これは、多様な情報に触れて発想の刺激を増やしたい時にもってこいです。
※公開ツイートの内、「なう」で検索にかかるものが、次々表示されます。
スライド切り替えを「2秒」(最速)の設定にしています。「5秒」「10秒」にも設定できます。
ここ( http://twitroll.com/slide/1000hX/100/fast )をクリックすると、現在のこれが見えます
ふと巡り合った情報に面白いのがあったら、そこで画面に触れて止めることもできます。
関心ある単語を検索語にしてスライドを流しつつ、コーヒーを飲んでいたり、ほかの作業の時に見るでもなく流したりもしています。意図しない新しい情報にたくさん触れることは、アイデア発想に良い効果があります。(※補足、あり)
ところで、もう一工夫。
このツイットロール、よく使うので、アプリにならないかなー、と思っていました。というのも、サファリを立ち上げ、ブックマークを開き、クリックするのは、「気軽さ」の点でやや劣ると。
そんなことを友人と話をしていたら、良い方法を教えてもらいました。「石井さん、アプリ一覧の中に、Webサイトへのショートカットを作れますよ」と。
これは知っている人は良く知っていると思います。簡単に紹介します。
- サファリで目的のサイトを表示する。(今回の場合は http://twitroll.com/ )
- サファリ画面の上の十字ボタンを押し、2つ目の「ホーム画面に追加」を押す。
- ショートカットの名称を入力する。
これで、アプリ一覧の中にショートカットができます。
ちなみに、名称も自分で入れられます。
二つ目のショートカットを作りました。【いま】という名称をつけました。
崎野にべた設定(「検索の言葉」=なう、「表示の速度」=2秒、「件数」=100件)でスライドショーをしている状態のショートカットです。この設定も保存してくれるので、【いま】、を押すと、日本中の「なう」をスライドショーし始めます。要は、ここ( http://twitroll.com/slide/1000hX/100/fast )を指定してショートカットを作ったものです。
この、日本中の「なう」、時間帯によってトーンがまったく違います。深夜、明け方、通勤時間、昼食、夕方、就寝前、では、目に飛び込んでくるものが相当違っていて面白いです。
このツイットロールで、ツイッターを見るのには、没頭回避の意味もあります。ツイッターの自分のタイムラインを見始めるとつい没頭してしまいますが、この方法だと、検索され、まったく接点のない人のツイートばかり出るので「刺激を得る」という本来の目的を維持しやすいです。
補足:
発想の特性から言って、できることなら、にぎわう街中を歩いていろんな情報を得るほうがずっと利点が多いのですが、そうもできないようなときには、こういう方法も使っています。また、近場の街中を歩いても触れることのない人々の声もツイッター上にはあるのも確かです。深夜や明け方は、街には人がいませんが、日本中に起きている人はいて、そのつぶやきは流れています。