新幹線の予約で、いつも思うこと
仙台・東京・名古屋・大阪・京都の往復は、新幹線を主に使います。飛行機より、移動時間は長いけれど、ロスタイムが少なくて好きなんです。かなり長い距離の移動も陸路を選びます。往復2000キロ位の出張も、新幹線を中心に、陸路を行きます。
東京から、西に行く「東海道新幹線」
のぞみ
ひかり
こだま
はやて(そのうち、はやぶさも)
MAXやまびこ
やまびこ
主に使うのは、「のぞみ」と「はやて」です。
このネットからの予約をしていて、同じJRでも、ずいぶんと違うもんだと思いました。
「東北」のほうは、えきネット、というサイトを使います。
登録して、ネットで新幹線チケットが予約できます。登録無料です。クレジットカードの番号などが必要です。予約システムの方は、使いにくい感じがします。日付がプルダウンメニューで出てくるのですが、本日の日付が出るわけでもないので数か月先の日程を入れるのはいいとしても、今日これからのる新幹線とか明日の朝一の新幹線を大急ぎで予約しよう、というときに、このわずかのことですが、とてもストレスに感じました。多くの人が一週間以内の新幹線を予約しているなら、日付の所には本日の日付が入っていてもいいのではないかと。そして、夜遅くに、予約作業をしていてあと一歩というところで、「システムが使えません」となったりします。あと数分でシステムが使えなくなるなら、それはログイン時点で示してほしいなぁと、使い手側としてはさみしく思ったりしました。
「東海道」の方は、EXPRESS予約、というサイトを使います。
こちらは初めが少し手間がかかります。EXPRESS CARDというクレジットカードの機能を持ったカードを発行しないといけないし年会費もかかります。この点がネックとなって面倒(カードを増やしたくない)で、作らずにいましたが、最近、事前予約がネットからできない不便さが上回り、カードを作りました。ネットから必要情報を入れると、送られてくるのはすでにカードになった状態のものです。普通なら、手続き書類が送られてくるのですが、この時の本人確認の郵便を利用してこの部分を大幅に短縮しているようです。そしてシステムの方は、普通に使いやすいです。日付は本日の日付が入っています。システムが何時頃に使えなくなるかも大きく書いてあります。この辺、東海道側の方が、使いやすさに軍配が上がりそうです。いつもの切符、というのがあるのも、いいです。
利用者にとって、この2つをまたがって手配するのが少し面倒な(受け取りも、仙台でいっぺんにできないし、大阪でいっぺんにできない)のでこの辺も、面倒な時には、窓口に行っていっぺんに買ってしまいます。
今後、東北新幹線には、「はやぶさ」が登場して、そのうちに、北海道の新幹線もでき、西には、九州のエリアでも新幹線エリアが拡がり良くなっていきます。私の仕事は、全国を回りながら途中下車ができる鉄道の方が使いやすいので、ある時には、北海道の北端から、九州の南端まで、「北海道」「東北」「関東」「近畿」「関西」「九州」と一枚の乗車券で行く事がありそうです。その時には、JRの横断的なシステムができているといいなぁと思うばかりです。
(ちなみに、東北新幹線のいいところもあります、グリーン車にのると、時々、コーヒーと使い捨てのスリッパが提供されます。東海道新幹線は、厚手の紙おしぼりです。東北の方がグリーン車がいつも空いていて、よりゆったりした仕事空間とできる点もいいですね。)
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エクスプレス予約 http://expy.jp/top.php
えきねっと https://my.jreast.co.jp/eki-net/yoyaku/PC/Personal/Common/ReserveTop/ReserveTop.aspx
(全く、未成熟なアイデア、余談)
日本国内の新幹線代が1/5ぐらいになったら、日本の経済はとても活気づくんじゃないかとおもいます。もし新幹線が1/5だったら、仙台東京は2000円。東京大阪は4000円ぐらい。深夜バスじゃないので、さほど時間的なロスもなく移動でき、若い人材があちこちをいどうしながら、一人分のご飯を稼ぐことができるようになって、才能のファームが醸成できるのではないかと。地方のホテルに滞在する人も増えたり。難しいのは、JRを安くすることの財源です。何らかのイノベーションと規制緩和で、300キロぐらいの移動を大幅に安くできる仕組みが登場したら、ずいぶん、大きな変化があるでしょう。全くの余談でした。