日本Androidの会、東北支部
日本Androidの会。というものがあります。Androidの技術者の方はよく御存じの組織です。その東北支部が仙台にあります。今日は、その第17回の場に行ってきました。
支部長が、グッドツリーの西原さんなのですが、彼もまた、Fandroidの立ち上げ・運営メンバーの一人です。そのFandroidのことをLT(ライトニングトーク、要は5分プレゼン)しにきたら、と誘われていってきました。実際には、「Fandroidの設立と動き」(5分)と、「アイデア教室in東北支部」(30分)が私の持ち時間で、ワークショップを一緒にしてきました。
プレゼンは、この前のICT復興会議で行った物と一緒ですが、今回は幾分、理念や思想の部分について、重点的に話しました。
(ライトニングトーク用のプレゼンというのはもっともっと、文字そぎ落とさないといけない、ということも気が付きました)
アイデア教室の方は、「Fandroid アイデア創発分室 オープンアワー」で行っている「ブレインストーミングCafe」の短いバージョンです。
お題は「新しい電卓アプリ」です。
ゲーム要素を3つ降り出して、それを電卓と掛け合わせたらどんな電卓になるだろう、と考えてアイデアを出す、というものです。
知らない人同士で3人組になり、まず5分のブレスト。
楽しそうだったので、私もあるテーブルに参加してブレストをさせてもらいました。
そして、また、ばらばらになって、知らない人同士で組んで、第2ラウンド。
この時には、更に、また、3つのゲーム要素を出しました。皆もブレスト的な会話がかなり進んでいて、わいわいと、盛り上がってやっていました。
私も参加してブレストしてきました。懐かしい人もいました。
私のコーナー、最後に、一つのグループから、アイデアを教えてもらいました。
■「そろばんアプリ」
計算をそろばんで行う、というアナログなアプリです。そのモーションなんかも美しくみせるなどの機能をふくめて、感性とかアナログのテイストのよい、計算アプリに。
私の参加したグループでは、こんなアプリがありました。
■「ネットワーク電卓」
友人やグループのメンバーがログインしてその計算アプリを使います。。数字の部分が、つぶやきになっていたりして、上司からは仕事をしているように見える電卓型のインターフェースで、チャットができるアプリ。
或いは昔のポケベルのように、数字だけでメッセージを伝えるのは、どうか、と。計算結果が一緒にログインしたメンバー間で参照できるようになっていって、どんどん計算結果が互いに表示され合うというもの。その表示される数字にメッセージが含まれていて、人知れず、グループ内で会話ができる、というもの、
私はそこから便乗して、1つ考えました。
■「勉強モチベーション電卓」
例えば、簿記の勉強をしている時に、みんなで集まってやることで、モチベーションを維持することがありましたが、それを家に帰ってからも、できる機能として、「指定したメンバーでアプリの打鍵状態を共有する」機能があります。そのアプリを立ち上げると、共有設定したメンバーの名前が描かれたランプエリアが右端に出ます。
そのアプリを立ち上げておくと、他のメンバーがアプリで計算機をたたく(打鍵)のを他のメンバーは、ランプの点滅によって知ることができます。
夕方になっても、あー、やれないなー、と思っていると「Aくん、やってるなー」、そのうち「お、Bさんもやり始めたか、そろそろ、俺もやるか」といって負けじと電卓をたたきます。
そろそろ、終わろうかなーという時にも他のメンバーがまだまだ、打っているなら、こっちも負けてられない、という思いになって、モチベーションアップにつながる、そんなアプリです。
(ちなみに、右の写真は、現地で即興で書いたもの。左の写真は、エーワン社のポスト・イットラベルシールを持ちいて、ボタンや表示エリアを作ったものです。ちょっとの事ですが、かなり感じが出ています。)
そんな感じで、30分と、今までにないほどの短いワークショップでしたが、ほんの少しだけでも、皆さんのアイデア創出への刺激に慣れたならば幸いです。
皆様、ありがとうございました。
(そして、ぜひ Fandroid アイデア創発分室へも、お暇な時があれば、ぜひご参加ください。)