歩く旅、夏らしい道
旅(長い出張)の間は、基本的に、電車か徒歩です。

夏の空がまぶしい。
私が、各地で、伺う先は、ベンチャー企業から、大企業の本社や研究所まで、様々です。
大企業の研究所というのはだいたい、ちょっと街から離れていて、大きな敷地を持っています。駅から歩いて伺う時に、歩道橋やら地下道を通る場合は、iPadの地図がおかしい表示をするので、守衛門からずっと遠い所に出てしまうこともしばしば。
この時も、夏の空がまぶしい中を、旅の荷物を担いで、てくてく、と、行きました。
こういう風景のもう一つの特徴は、周囲に歩いている人がいない事。その場所に行く目的が非常に限られている場合、そういうエリアをリュックを背負ってうろうろしている人はめったにませんし、住宅地でもないので私服の人もわずかです。
守衛さんが見る、敷地内のカメラには、周辺を回ってくる私の姿が写っているんでしょう。それでも、あついなー、と思いながら、ただただ、歩くだけなのですが。
こういう写真の道を歩くたびに「日本らしい風景だな、これも、また」と思うのでした。
日本の夏。21世紀初頭、日本というのはこういう感じだった、という時代の記憶、に、いずれなるんでしょうかね。