【スライド&解説】ナレッジコミュニティー東北で、アイデアワークショップをしました
ナレコミ、といえば、仙台の学生団体の中でも優秀な組織で、私が二度目の学生生活をしている時にも、いろんな活動を展開されていました。現在の代表の方と先日のTEDxTohokuで出会い、一度ワークショップを、ということで、今日、行ってきました。
進行案は緩く作っていました。適宜修正したりして、即興的なところが多かったのでそれも、踏まえて資料を掲載しておきます。
まず、進行プロセス
ideaworkshop2011KC.pdf
この内容にそって、進めましたが、けっこういろいろ、変えたり、他のものを入れたりしました。具体的は以下の進行で行いました。
まずは、第0部、想像力の準備運動です。
まずは「 30circles 」を行いました。
次に「 無関係ワーク 」
http://blogs.bizmakoto.jp/ishiirikie/entry/2468.html
と「 しりとらず 」
http://blogs.bizmakoto.jp/ishiirikie/entry/522.html
の2つを紹介し、しりとらず、を実践しました。
(ここで行ったことは、自組織やブレインストーミング・イベントなどで、アイスブレイク的にやるといいでしょう。)
次は、第1部、効果的なアイデア会議法です。
5分交代のペアブレスト(speedstorming)→ハイライト法→アイデアスケッチ→上位3案に分かれてのブレスト、というプロセスで行いました。
進行スライド speedstorming_and_ideasketch
ワークシート ideasketch
発想のテーマは、「発想の問いかけ48、を用いた商品アイデア」です。試作品としてトランプの形にしたものをお見せしましたが形状や具現化の手段はそれに限らずに発想してよい、という発想会議を仮想の状況として設定して行いました。
実際のアイデア集 20111121ideasketch_.pdf
(ここで行ったことは、自組織内の企画案だしや、企業からの依頼を受けての新商品アイデアを出す時になどに、いいでしょう)
第2部は、発想ノート記法を行いました。
「 マインドマップ と マンダラート 」特に、マンダラートを行いました。
発想のテーマは、「新しいマグカップのアイデア」でした、実際にそれは欲しいな、というものもありました。
第3部は、社会課題から、解決策やアイデアを発想するワークです。
「 フクワーク_簡易版 」を行いました。
周囲にある社会の課題、生活の課題を沢山掘り出し、皆が興味深いと思い要素を短時間で掘り出し、それをSCAMPER(発想トリガー法)で解決する案を次々出していく、というものです。
こういう発想の仕方は、いろんな企業や作る人に見られます。もっと詳細だったり、独自の観点を持っていることが多いのですが、本質へと削ぎ落としていくと、最終的にはこのワークのような骨格が現れます。
そして、その後実際にはやれなかった、続いてやりたかったことは「 Idea to Plan 」です。
具体的には「 6W3H 」を用いる予定でした。アイデアをこのフォーマットにさっと埋めてみると、短い時間で、企画書の原案は出来上がります。メンバー内で書き広げることで、更にしっかりしたものへとしていくこともできます。
なお、第4部として、ヒット商品から発想する、というものをやろうとしていました。
「 ヒット商品から発想する(6観点ワーク) 」これは、6観点、という汎用性の広い、発想観点リスト、を使っていく方法で、比較的平易な方法で、興味深い発想の材料を引出し、ブレストを盛り上げることができる、というものです。簡単ですので是非やってみて下さい。
以上です。
本日ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。