【ブレストのコツ】プレイズ・ファースト
ブレストをしていて、なかなか、創造的な話し合いの場が作れなくて困った、ということがありませんか?
場があったまるまで仕方ないよ、ということで片づけてしまいがちですが、ある程度、うまく場の意識付けを設計してやるだけで、場というのは創造的な空気を醸成することが早い段階から可能です。それは、オーソドックスに言えば「ブレインストームの4つのルール」なのですが、それが重たすぎる!というケースも実際のところあります。(たとえば、お酒の入ってるイベントの一コマでBrainstorming sessionを行う場合など)。
そういう時には、「創造的な話し合いの場を醸成するコツを1つだけ」と言って、プレイズ・ファーストのことを紹介して、直ぐにブレストに入るとうまくいきます。
そういう時には、「創造的な話し合いの場を醸成するコツを1つだけ」と言って、プレイズ・ファーストのことを紹介して、直ぐにブレストに入るとうまくいきます。
スライド
プレイズファースト
4枚ありますが、1と4ページは、余談なので、実際は、2と3だけがきちんとしゃべるメインの内容です。
ワークショップをなんどもなんども実践しているうちに、プレイズファーストの行動には2つの効果があることに気が付きました。それが3枚目のスライドの内容です。
「プレイズ=ほめる」というのは、どうも、苦手だ。という方はシビアなビジネス社会に生きている方に多くいます。それはそれで尊重される思考様式なので私は何も否定しません。むしろそういう能力も必要です。そういう時には、ほめる、という行為を「誰かのアイデアの良い所に目を向けてそれをコメントする」、と具体的な行動に表現しなおします。すると、そういう方は”なるほど”と、合点がいき、なすべき行動をしてくれます。
いろんなブレストの技法がありますが、ブレストのルールをいちいちいうと、妙に堅苦しくなるんだよなー、という時にはぜひ試してみてください。プレイズファーストにはそれを実行した本人にもよい影響がある点も、とても良いものだと思います。