発散と収束の根底ルール
創造的に選択肢を作りだし、創造的に選択肢を絞り込んでいく特に、役立つ『発散の根底ルール』と、『収束の根底ルール』について、ワークショップで言及しつつも時間切れで紹介ができないケースがよくありました。それをここにまとめておきます。
発散の4つのルール(Brainstormのルール)

収束の5つのルール
( Creative Problem Solving における、収束の根底ルール)

文字がつぶれてしまうので、PDFファイルでも掲載しておきます。
スライド 「発散の根底ルール、収束の根底ルール」
4rules_and_5rules.pdf
(備考)
収束の根底ルール、というのは、なんでこうなんだろうか、という疑問もあるかと思います。昔何度もブログに断片的なことを書きましたが、簡単に言うと
「アイデアは本質的に未成熟な存在。その潜在的な可能性が充分に発露していない部分もたくさんある。そういうものを荒っぽく評価して切り捨てると、創造的な企画はみんなゴミ箱行きになり、正しく選んだが全く退屈な答えしか出てこない、という事態になる。本当は、発散よりも収束はより慎重さが必要になる。そうはいっても、全部を実施するわけにもいかない。潜在的な可能性を沢山持った優れたアイデアを捨ててしまわずにうまくアイデアを収束させていくには何に気を付けるべきか。その場面における知性の基本的な使い方を、この5つのルールは示してくれている」
というものです。全然簡単に言えていませんが。
新しい可能性を作りだし、道を切り開いていく人々にとって、これが何か少しでも役に立てば幸いです。