9月は嵐のように、仕事の月
最近は、近況をFBに書くので、活動報告のブログのアップ量が減っていますが、9月は年間に2度ぐらいある、無茶苦茶仕事が入っている月で、全国をぐるぐる回っております。
昨日一昨日は、田町で、某企画系の企業さんの新事業アイデア創出&コンセプト練成のワークのファシリテーションをしていました。この仕事は珍しくクライアント直ではなく、間に企画全体を展開される企業さんがいて、彼らの作ったプロセスをベースにワークをする、という、いつもの自分流にこだわる石井としては珍しいタイプの仕事をしています。
こういう仕事の場合には、ただそのまま引き受けずに、自分なりにそれをベースにゼロから設計していって、そのプロセスを最大限尊重しつつ、調整を入れたいところを再度ワークをデザインしていきます。この企業さんのプロセスは独自性が強く、しかし、根底にある哲学がしっかりしているので、分解して再構築するときもとても面白く、勉強させてもらっています。結果的には、当初のワークプロセスをほぼそのまま実施している案件となりました。
他には、東京で光学機器のメーカーさんでの創造研修を二度にわたって実施、電機メーカーさんでの創造研修を関西にしにいったり、と大手企業さんでの終日研修の対応が続きます。
他には、NPOでのファシリテータ要請講座を連続二日間、(家庭教師の)アップルさんでの新しい教具開発ワークショップ、トヨタ系工場でのTRIZ研修(間に岩手県庁さんが支援スキーム的にたって)、名取の新図書館建設に向けた市民アイデアワークショップ、岐阜商(高校)での商品開発の授業、といった、非・大企業の場での仕事もしています。
ちなみに先ほどようやく終わったのですが、早稲田大学での授業150名強の成績付けも、相当な作業負荷があってこれは正直こたえました。先生業っていうのも気軽に引き受けすぎてはいけないなと。
そんな調子で、今月はどれか一つか二つ、案件を飛ばしてしまうんじゃないだろうか、と二週間先のスケジュールをいつもにらみながら、寝るまで仕事、起きたらすぐ仕事、という生活をしています。
9月は、場所の移動もめまぐるしく、案件の業界、領域も日替わりでくるくる変わり、仙台の自宅には、帰れたかと思うと3泊としないで次の旅仕事へ、という日々を送っています。
仕事の嵐の後には、豊穣な実りがあります。多くの人との活動的な接触、案件から得る新しい学びや情報、あと、旅仕事の副産物としての、旅先でのいろんな景色を見て、アイテムを手に入れて、感性の仕入れもあります。嵐のように忙しい時ほど、よいインプットを実は日々している感じがあります。無理してでも、ちょっと足を伸ばして見ておく、食べておく、会いにいっておく、そんな日々を、送っています。