帰国しました。簡単なご報告。海外展開のパートナーが出来つつあります。
北欧(二カ国:Finland、Sweden)、南欧(一カ国:Spain)、バルト三国(一カ国:Estonia)の4カ国に滞在し、いろんな可能性を模索してきました。
海外展開のパートナーして相互協力できそうな相手を見つけるための旅でしたが、中でも非常にお互いの考え方を共感できる相手がみつかり、数日にわたり、ディスカッションをして、協力し合いたいと思えるようになりました。
いきなりの大きなビジネスの立ち上げ、は無理がかかり、われわれのスタイルではないので、まずは、テスト販売やパートナーのコンテンツの日本での製造のアドバイスなどで、可能性を見出していくような展開を18ヶ月ぐらい行ってみようとおもいます。
その結果、あまり展開可能性が無い、となれば、両者納得して、さらに別の可能性を考えていくでしょうし、もっと太い筋に育ちそうだ、となれば、本格的に、現地と日本を行き来しながら、というのも視野に入れています。
言語の問題はどうしたのか?といえば、日本語です。
現地に居る日本語の喋れる方、と関係性を作り、考え方とか人間性の面で尊敬しあえて、長期的に付き合えるようになる、そういう相手と組むには、つたない英語のままではやはり難しく、日本語ユーザの方、という狭い選択肢の中ではありますが、それがもっとも無理の無い構造的関係を作れるだろう、と思い、そうしています。
もちろん、将来的には、もっと多くの言語で会話を、心のままに出来る時期もやってくるかもしれませんが、それを待つよりは、と。
追記:
ビジネス開発をする時に、周辺三カ国を回るといい、というアドバイスは、以前、Lineの社長(当時)の森川氏の講演でうかがったことです。(当時の話もこのブログのどこかにありますが)その講演直後、直接アドバイスを頂きにゆき、展開していく上で大きく背中をおしてもらったのもあります。
追記2:
2週間で4カ国の短期滞在をすることで、大量の経費がかかったかといえば、結構そうでもありません。
ざっくりですが、日本からの飛行機代含めて、飛行機15万、船1.5万、タクシー列車3.5万、宿10万、会食、参加費、入場料、コーディネート費15万 =45万円、と言ったところです。私の通常の国内出張の2.5~3週間分の旅費、なので、そんなにも高いわけでもなく。
ヨーロッパ内の国境越えは、長距離バス感覚のコストと時間で済みます。
ヘルシンキ、ストックホルムあたりは物価が高いですが、バルセロナやタリンは割りとお財布にやさしい街でした。
また、ビジネスの面で言えば、物価の高い国というのは、販売においては魅力的でもあります。
渡航中の写真は、何かのおりにまとめてみようとおもいますが、発想の刺激、という意味だけでもいっても、実にいい二週間でした。そうした発想のカケラも、これからの仕事におりまぜて、更に質の高い仕事をしてゆきたい。 そう、おもいます。