アンカーコーヒー。夏の入り口。
先日、友人を訪ねて気仙沼までドライブをしてきました。宮城県の海岸線の最北部に位置するエリアです。最寄の高速道路のICは、一関(岩手県)です。仙台からは来るまで二時間半~3時間くらいです。
友人がよくいくというカフェ、アンカーコーヒーに行きました。

猟師町の比較的カントリーな土地ですが、このコーヒー店は素敵でした。まず、雑誌と新聞がゆったりしたソファーの近くにあるのですが、ほとんど手にとられることのなさそうな英語のつり雑誌です。そして新聞は、ヘラルドトリビューン。英語の新聞としてはポピュラーですが、気仙沼のカフェでこれを手に取る人がいったい何人いるのだろう?!・・・。店員さんに聞いてみたところ、教師などをする外国の方がここにコーヒーを楽しみに来るそうです。お店の雰囲気もアメリカにありそうなセンスのよい店内でコーヒーもかなりおいしいです。外人が来るカフェ、という店のムードを新聞が演出する効果もあるのだと気がつきました。大きな本屋の一角にあるのですが、照明もこだわって本屋のものとは変えています。きどらない店員の対応は、テイストを子供にもわかるような表現でとても好感が持てます。大人が落ち着いてコーヒーを楽しめる空間でありながら、近所の子供が、甘い系のドリンクを楽しみに来ておしゃべりしてかえる。そういう面白いお店でした。気仙沼まで来て、このカフェに一人で一時間以上いました。
話が前後しますが、友人と大谷海岸のおいしい食事どころにいきました。彼を待つ間海辺を散歩して久々に砂だらけに。青い海と白い砂浜。ゆっくり来たい所です。
何気なく、海岸に出ようとしてとった写真です。木陰を抜けると光る海。プレステの「夏休みを楽しむゲーム」に出てきそうな構図。田舎の小さな海水浴場と言えばそうかもしれませんが、プライベートビーチさながら。さしずめ、「夏の入り口」。
(翌日のブログへ続く)