唐桑半島。荒涼たる海と森。
昨日のブログに続き、気仙沼へのドライブの様子です。
気仙沼の少し上に唐桑半島という半島があります。先端まで車でいけます。道中も実にのどか。古い日本の風景がアップダウンの坂の両側に広がります。
先端には、神社があります。その敷地内をそこからは徒歩で散策します。
なぜかしんと静かな、せみの声などもきこえるのですがなぜか静かな、森への道。10分の歩くと、唐桑半島の先端に出ます。なんだか、あるくと、おちつきます。
この写真は、半島の中ごろにある巨釜(おがま)という地点の海岸の様子。リアス式の海岸は、入り組んだがけっぷちの海岸。波が岩にぶつかると「どどどぉ」っという地響きのような低い爆音が聞こえ、それから、ざぁーっと潮が吹き上がります。その後の水は細かい気泡でまるでビールの泡のように、真っ白の海面に。水の破壊力はすさまじい。
この写真は、その海岸へ続く斜面の林です。日が傾いてちょうど林の間から日光が帯状にさしこんでいました。行く筋もの光の帯が差し込む様子は幻想的でした。このとき、ふと感じました。「影があるから、幻想的な光が、生まれる。」と。
これは、昨日のブログに掲載した大谷海岸の海岸線です。「夏の入り口」を抜けると、こんなプライベートビーチのような素敵な海岸線が広がっています。
この気仙沼へのドライブはとても感性が刺激された気がします。仙台からおよそ来るまで2時間半~3時間。三陸道をつかえば、石巻まではすぐです。途中には「もくもくらんど」という子供がしばらく遊ぶのによろこびそうな無料スペースもあります。気仙沼から海岸線を北へ北へとドライブしても面白そうだな、とおもいました。