2007.06.03 研究(MOT)/検討メモ&資料 「新事業を創造し、実現化する人材」不足中小企業白書2007(概要PDF)の35ページに、中小企業をささえるキーパーソン、というくだりがあります。キーパーソンの定義の方法も面白いですが、そのキーパーソン、「キーパーソンは、コアとなる業務を担う、他では代替のきかない人物で、代表者以外に1社で平均3人いる」とあります。20人くらいの企業でも2人くらいと分析結果が示しています。結構多いのですね。 その後に、「キーパーソンタイプ毎の充足度と重要度」という調査項目があります。 充足度が高い(50%以上)なのは ・事業部門全体を束ねられる人材(事業部長?) ・社長の右腕として社長の身近な相談相手になれる人材(副社長) ・営業・サービス・生産などの現場の専門人材(現場のベテラン) ・財務・経理・人事など総務部門をとりまとめられる人材(CFO的?) ・情報システム、経理など総務部門の専門人材(CIO、CFO的?) 充足度がほどほど(40%代)なのは ・事業部門のマネジメントを行い、収益に責任(事業部長) そして、充足度が低い(10、20%代)のは ・新しい顧客を開拓し、マーケットを拡大できる人材 ・新事業を創造し、実現化する人材 最後の、新事業創造・事業化人材の充足度が最も少なく17%です。私が地域で事業化支援のコーディネータとして技術系企業さんを回ったときに、仙台でもこの声は多かったです。(その背景があって、新技術事業化コーディネータの傍ら、若手社員の創造性育成の講師もしているのですが) 新事業を創造し実現化すること、というのは、時代の要請であり、かつ、まだ充足していないもののようです。こうした部分にはいろんな切り口の事業機会がありそうです。 « 公共的サービスを担う民間事業者の充足状況 大学発ベンチャー産学連携事例集2007 »