商品開発の効能。モノが新しい出会いをもたらしてくれること。
7月9日。開発した商品「ブレスター」の現物をみたい、詳しい話を聞きたい、と、近場の方がいらっしゃいます。(デュナミスのあるHSGビルに。)
私の仕事は「事業化の支援」です。(詳しく言うと、新技術の事業化を支援するコーディネータとしての活動、及び、その周辺の活動、です。)
起業家さんや第二創業を志す経営者の方が、主な支援対象者なのですが、実際には、新しい挑戦を行う人は、そのほかにも沢山おられます。そういう方とは、交流会などで出会うだけだったのが現状です。
ところが、ブレスターを開発し発売してからは、ブレスターのユーザーもしくは、活用検討者、という方々と接することで、私が支援する対象となる方と出会う機会が増えました。起業家でも革新に取り組む経営者でもないけれども、私のミッションからしてお手伝いするべき対象となる方々。今日もそういう方と出会いました。ディスカッションの中でお伺いすることは他の方へお話しすることは一切ありませんが、実に様々な取り組み課題をお伺いします。何かに取り組もうとする世の中の人々の幅広いニーズ。
私のように、コーディネーター、コンサル、アドバイザーをする人間が、商品を開発する、というのは一見、寄り道、道草のようにも見えますが、商品が新しい出会いをもたらしてくれるということを実感します。コンサルタント系の人材が行う商品開発の効能には、こうしたものがあるんだなぁと、良い出会いのあとに、しみじみ思います。