9月14日。イノベーション・ジャパンの最終日を見学してきました。 場所は有楽町です。大学見本市として、他の産学連携イベントとは一味違った迫力があります。 まず、参加者の動き、具体的な情報の収集量が圧倒的に多いですね。会場を通路上から見るとこのように活況を呈しています。 各ブースにも、実物や模型が展示してあり、非常に興味深いです。人間が装着するロボットスーツの展示もありました。 各大学の技術についてここでの紹介は割愛したと思いますが、どの大学も年々見せ方も向上し、技術内容も、先端基礎技術だけでなく、応用分野に近い技術も増えてきて、技術移転の案件につながりそうな技術の展示は、増加しているように感じました。 フォーラムでは有益な情報が得られます。私はSRIインターナショナル(※)のイノベーション手法が特に印象に残ります。(※ カリフォルニア州に本部を置く、世界最先端の非営利独立研究機関。スタンフォード大学付属の研究所 Stanford Research Instituteが前身。) 冊子に掲載された範囲を引用します。 (引用:配布冊子「シリコンバレーの流儀」P24) The Five Disciplines of Innovation Five key elements to improve new product development Important Customer and Market Need × Value Creation × Innovation Champions × Innovation Teams × Organizational Alignment =Market Success (引用、ここまで) 具体的な内容についての紹介は別の機会に譲りたいと思いますが、大変興味深いモデルだと思います。このイノベーションの手法についてワークショップも提供しているとのこと。本の紹介もありました。 Innovation: The Five Disciplines for Creating What Customers Want イノベーション・ジャパンは、効果的に産学連携に資する情報の収集、人脈の形成に非常に有効だと思います。地方からこのためだけに出張するのは大変ではありますが、それだけその後の活動にむけて得るものが多い場だとおもいます。