強みの見つけ方(2)
強みの分析方法として、コンサルタントがよく使う視点が「バリューチェーン分析」です。
企業活動を分析するのにバリューチェーンという見方があります。企業活動を個別の活動に分解して、どの活動が大きな価値を作り出しているか、を明確にする方法です。
購買物流から始まって、製造、出荷、販売・マーケティング、サービス、マージンまで。それから全領域にかかる形で、人的資源管理、技術開発、調達活動、などからなります。詳しくはポーターの戦略関連の書籍にあります。
この分析方法で、業界の平均的企業と自社をくらべると、どこが平均よりも強いのか(どの活動が、よりたかいパフォーマンスで価値創造しているのか)が分かります。
自社の強み、として、その部分があげられることになります。
(これから起業する人はどうするのか、といえば、この方法では難しいのも事実、その他の方法もご覧ください。)