【AI記事】雑誌 プレジデント(に6ページほど)
雑誌『プレジデント』がAI活用の特集号を出しています。
石井も取材していただき、なんと6ページの大型記事になりました。
記事の後半は、書籍がなくてもすぐに使えるように、ページの肩にプロンプト(AI指示文)が記載されています。
初めて読む方には「これだけでも役立つ」と思っていただける内容ですし、書籍を読んでくださった方には「ああ、そういうふうにも解釈できるのか」という発見がある構成になっています。
前半2ページでは、書籍には書ききれなかった(執筆当時はまだ萌芽的だった)AIと創造性の研究成果をふまえて、「AIだけが考える状態には2つのリスクがある」という話を展開しています。
結論は、「人とAIが共に考える=人機共想でいこう」という提案につながっています。
今号は、雑誌プレジデントらしい一流のまとめ方で、各界のAI専門家への取材が整理されています。ネットをくまなく調べれば同じ情報にたどり着けるかもしれませんが、体系化され、分かりやすく編集された知識を千円弱で手早く読めるというのは大きな価値です。
ちなみに記事の最後には、読者の皆さんへのエールを書きました。本や講演で繰り返し伝えていることですが、今も変わらぬ思いです。
最後に独り言を少し。
若いころ商社勤めをしていた時、部署の雑誌棚にはいつもプレジデントがありました。当時の自分には水準が高すぎて実務には直接役立たない記事も多かったのですが、それでも視点を広げる学びをもらった雑誌です。そんな雑誌に、今こうして大型記事を載せていただけるありがたさ。終電に間に合うかどうかの激務の中にいた二十代の僕が、四半世紀後にこうしているとは夢にも思わなかったでしょう。
人生とは不思議なもので、目指した先のさらに先にもまた土地があり、縁に導かれて思わぬ場所へと連れて行かれるものだなあ――と、秋の夜風が吹く仙台でひとり、キーを叩きながら思うのでした。







