『AIを使って考えるための全技術』6刷重版決定、累計6万部突破の御礼
『AIを使って考えるための全技術』が6刷(8000部)重版決定、累計6万部を突破しました。
本書を手に取ってくださった皆様、職場やSNSで推薦してくださった読者の方々、出版に携わってくださった出版社の皆様、メディアで取り上げてくださった関係者の方々、そして書店で案内してくださっている皆様に、心より感謝申し上げます。
紙の書籍は職場などで共有されることも多いため、実際には延べ10万人ほどの方々に創造性を支援するツールとしてご活用いただけているのではないかと考えています。多くの方々の仕事や学びに少しでも役立てているとすれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
本書の活用法について、一つご提案があります
本書は「せめて10年、本棚に置いてもらえる本を」という思いで執筆しました。AIの技術は日々進化していますが、本書では流行に左右されない「考え方の土台」や「応用できる原則」に重きを置いています。鮮度が命の旬のテクニック本ではなく、10年後も参照価値のある内容を目指しました。
そのため、辞書のように「必要な時に引いて使う」スタイルでの活用をお勧めします。最初から最後まで通読する必要はありません。AIに関する疑問が生じた時、新しい使い方を試したい時、あるいはつまずいた時に、該当する章を開いてみてください。
国語辞典や家庭の医学書のように、「困った時にひく一冊」として、手の届くところに置いていただければ幸いです。
ちなみに我が家では、居間の本棚に国語辞典、四字熟語辞典、家庭の医学、そして子どもが長年愛用してボロボロになった『どうぶつの森』の攻略本などと並べて、本書を置いています。
皆様のAI活用の日々が、より創造的で実りあるものになる――その礎の一つになれましたらば幸甚です。