実行可能性の高い「ちょっとだけ優れたアイデア」の作り方
アイデアの技法、として、ライトものをご紹介します。
いつもは、ブレストは拡げることに注力し、実現性は後から、というのですが、時間が無いとき・実現可能性の検討を後ですることができない場面でアイデアを生成するとき・クライアントの即決でアイデアを吸い上げていくとき、などには、「実現性は後から。いまは突飛でOK」とばかりも言っていられない。そんなことってあります。
それにはそれで、対処する方法があります。王道ではないのですが、現実解の点で、良い方法。
まず、アイデア出しのテーマについて、過去に似た事例は無いか、と考えるところから始まります。以下。
1.テーマと似たもの(似た事例)を3つくらい探します。
2.それらに共通するエッセンスを考えて見ます。
2.異なる要素を探してみます。
3.アイデア出しのテーマにその異なる要素を「注入」できないか、とぼんやり考えて見ます。
すると、実行可能性の高い「ちょっとだけ優れた選択肢」が見えてくることが多いように思います。
難しい言葉で言えばいろいろあるのですが、実際的にはこの辺で充分ためせるはずです。ぜひお試し下さい。