お金に頓着がないからこそ、はじめにしっておくべきこと。
4月1日のスタート日は、初めに税関係のことを押さえておこうとおもって、詳しく税務署で聞いてきました。
創造的なことについては、専門ですが、経理や税金のことには、ほとんど頓着がありません。なので、こういうことを考えていました。
1)開業にあたり必要なことはなにか?
2)開業したら最初の一年の終わる時にするべきことはなにか?
3)日々のコストを下げるには?
4)日々の仕事を創りだすには?
4については、これ自体が私の専門領域なので、心配していません。人によってはこのまま順番を逆さにしたものが関心事かもしれません。いずれにしても、4)は、半日かそこらでやるはなしではないので、いったんおいておきます。
1)について
個人事業主として開業するので
「税務署」で「開業届」。それから「青色申告」を一年後にするための書類。
「県税事務所」で「開業届」。
もうすこし聞いてみてわかったこと。
税金が「国税」と「地方税」がある。
・国税は所得税。
・地方税は、市県民税と事業税。
所得税は確定申告を「税務署」でする。
事業税は「太白区」が自動で割賦をおくってくれるのでそれを支払う。税務署での確定申告が回わされるので、それで算出される。
税金の払い先が2つあるので、開業届が、二か所になるのだ。
なお、必要に応じて廃業届というのも、いつの日かだすことになる。それは、純粋に廃業する場合のほか、株式会社化などをする場合、あるいは、当人がサラリーマンになり、個人事業主をやめる場合。
さて、もう一つが、銀行口座の開設。
屋号での口座を持っていた方が、入金管理がしやすい。また請求書の記載も幾分、見栄えがいいかも。個人事業主の屋号のみでの口座は作れない。なお既に個人で口座を持っていても問題なく、つくれる。通帳印は個人のそれと同じでもOK。
このほかに、私の場合は決めていたのですぐ進めたが、手続きの前に準備するべきことがある。
・屋号を決める
・事業内容を決める(とはいえ、それは、さして拘束力のないものではあるが)
・事業所の所在する住所、電話番号をきめる(自宅ならそれでもOK)
その他、有った方がいいモノとしては
・名刺
・印(見積書、請求書、納品書などにつくもの)
・表札とWEBサイト
だろうか。
印については、今少し調べてわかったのは「個人の印」がよくつかわれているらしい。三文判でもよい。
ゴム印で、住所、屋号、肩書、名前の入ったものがあると便利。
総合的に考えて、すこしきちんとした印がほしいところだけれど、これは、しばらくの運用をした上で、入手を決めたい。通常の個人の判子でNGがでる時まで、実務上の必要性を見極めることにする。
2)について
開業の一年後にするべきことは、実は比較的シンプル。税金を納めるのだ。所得税の計算は1/1から12/31で計算し、次の2/16~3/15に確定申告をする。
複式簿記もしくは簡易簿記をつける。確定申告のBというカラフルなシートを記入するには、事業者用のシート(これが、白か、青かで、白色申告、青色申告になる)を記入する必要がある。白青どちらも、最初にPL(損益計算書)がある。青色には、裏の下の方に、BS(貸借対照表)がある。これらの書類をつくるには、レシートの管理と、簿記のルールにのっとった帳簿付けが必要。現金出納帳や売掛の管理帳簿だ。これはいずれにしても、事業の管理上必要なので、独自のフォーマットを創ってでもやるつもりだったので、これはやれるだろう。
(今さらに、20代の頃の商社での営業マン生活に感謝。あのころに、訳がかからないながらも書かされていた帳票、副票、入金会議、などは、独立した時にうっすらと、会計的なことを理解する素養になっていた。さすがに管理系部門の強いと言われた会社だなぁと思う)
2)については、こうした処理があればいい。基本的に一か月やってできれば、それを繰り返すだけ。経験的には、帳簿類は、3日前なんて思いだすための努力コストが跳ね上がるので、当日内処理が最高のはず。フォームは後でなおしてもいいので、つけ始めることが大事なはずだ)
なお、領収書とは、どういう項目で分けるのか、は税務署のくれる「青色申告のおすすめ」でみれば、ざっくりわかる。税務署はとても親切。
さて今度は3)
3)日々のコストを下げるには?
これについては、「時間」だとおもう。
特急の物事は高くなり、早い段階の物事には選択肢が豊富にある。時間ぎりぎりの移動は、タクシーをつかったり、高い駐車場に止めざる追えなくなる。速達は郵便物としては高いし、いそいでいるならそのために出しに行くことになるだろうけれど、それによって、時間がかかる。
次は、物品の購入。消耗品については、極力必要ないものを買わない。あったら便利なら買うけれど、面白いから買うようなものは、すこし濃淡をつけて使う。いくつか我慢しておいて、買う時には少しいつもよりもいいものを買う。
減らしにくいのは交通費、宿泊費。どうしても東京や京都の仕事が多い。新幹線をけちって高速バスに、というのは、自分の稼ぐべき時間単価からいってマイナス。ただ、移動にグリーン車をつかって原稿が書けるだけのスペースを確保する代わりに、日中の乗車率の低い時間帯に移動することで、自由席でも十分な作業空間を確保することはできるだろう。ホテルも前々から予約しておけば、安い所が確保できる。
書籍代は減らせない。開発用資料も減らせない。
4)日々の仕事を創りだすには?
これについては、書きたい事がいっぱいあり、またの機会にする。
上記のような感じになった。
頭の中のイメージは、すごろくのボードがある。
スタートしばらくの起こるイベント、ゴール近くで起こるイベント。同中の行動指針。そうしたものがはあくできれば、あとは日々を全力で邁進するだけ。