2009.04.19 社会動向を見る 2033年。48年生まれの人が60歳になるころ未来年表によると、2033年頃は、こういう時代だと予測されています。 未来年表 2032年 未来年表 2033年 未来年表 2034年 (2033年とプラス・マイナス1年の予測) ざっと拾ってみると、がんの細胞制御が始まる時期であり、インドの経済規模が日本を抜き、中国の人口は15億人でピークを迎え、パソコンは第4の回路素子「memristor」で設計された新しいコンピュータが登場するそうです。 さらに、前後2年(2031年、2035年)を含めると興味深いことが分かります。 日本の毎年の人口減少が100万人規模という超人口減少社会に。限界自治体が132市町村に。1人当たりのエネルギー消費量が半減(2005年に比べ)。 私(および私と同じ昭和48年生まれの人)が60歳になること、社会はこういうふうになっている可能性があります。 結構な変化ですね。 とはいえ、TRIZ的な考えから言うと、さもありなん、とおもいます。未来の24年分の変化量は、過去の48年間に経てきた変化量とほぼ等しい、わけですが、それは1960年ごろの日本と今のギャップと同じほど、2033年頃の社会と今とではギャップがある、ということです。 1960年代、世界中の人が、PCでほとんどコストを使わずに、文字や音声やましては動画を発信できる、取得できる、とは思わなかったでしょう。国内の移動も、昔なら東京―仙台の移動は、一日がかりだったでしょうけれど、いまは、100分です。その気になれば、4~5往復できそうです。 これと同じくらい社会が変化するならば、想定されるのは、かなり進んだ世の中ですね。 この時代に到達するまでに、いろいろとかなえたいものごとがあります。その未来の社会の一部に、自分の力で作り出したものが実現している世の中であってほしいものです。 « 有限寿命の時代 創ろう、未来を。 »