アイデア創出支援の専門家のお仕事(前半)
今日は、私の仕事の一つ「アイデア創出支援の専門家」としてのお仕事を紹介します。
先ほど、新しい依頼をもらいました。クライアントの情報は書けないので抽象的になりますが、他の案件とおなじく、クライアントはある種の「クリエイティブ・リーダ」です。創造的な人が依頼してくる、というと、皆、え?というのですが、アイデア創出支援の依頼者は、大抵は非常に創造力が豊かです。ご本人は自覚のあるなしにかかわらず、組織や団体の中で高い創造性を発揮しています。
そして、部門や組織のリーダをしています。
本題である、クリエイティブ・リーダの困り事は、
「会議や組織からアイデアが自分と同じようにでないこと。」
にあります。
自分と同じように、という部分は、謙遜されて、そういう言い方はしませんが、本質的にはそういう構図です。
もっと創造的な活動をしたい、創造的な話し合いをしたい、ということで、その流れをすいすいとすることができないかな、という依頼になっています。
私はそういう時に大抵は、アイデア会議の適したスタイルを提案、設計、実施します。あるいは、組織内でのアイデア創造の構造や仕組みや、土壌づくりのようなものを、提案したりもします。
ちょっと、脱線なのですが
「創造的な依頼は、要件定義しにくい。」
そういう傾向があります。
私はなるべく見えないもの、明確にかかれていないけれども文意ににじませて伝えようとしているものを、正面から受け止めて、要素化していきます。
初期的なアイデアをデリケートにあつかうことを、心がけています。