「使命」にしたがって、未知の地を行く日々を生きよう
「覚悟」というものを、いつも持っていたいと思います。
良い仕事をするには、覚悟をもって日々を生きることが重要だと思っています。選択肢はいつもたくさんあるけれど、選びやすものと、そうでないものがあり、真に選ぶべきものが後者の場合、力強くその選択肢を選べる。そういう凛とした背中が、大人には必要だ。そう思うのです。
その覚悟はなにから来るか、といえば、「使命」(~その人にしかできないこと。その人に人生の上で与えられた役割)から、何だと思います。
かつてお会いした中村ブレイスの中村さん(私にとっての、世界中から尊敬される企業のモデル、と考えている方です)はその事業分野に出会った時に「生涯のテーマをもらった」と感じたとおっしゃっていました。私はその時のことをいつも鮮明に思い出します。
使命に従い、その時にその人ができるベストが、今の社会の中で提供されるもののベスト、と自分にまっすぐにいいきかせて、未踏の地を力強く進む。そういう日々をすごすことができれば、とおもいます。
私の使命は「創造、とにくアイデア創出、の支援」です。依頼の内容、クライアントの業界は実に多岐にわたります。アイデア創出ということでいえば、ほとんどすべての事業分野で必要とされますし、企業以外の人々の営み(社会活動や日常生活)でも、必要とされます。
創造的な依頼というのは往々にして要件定義しにくい。そういう特性もあります。スタート地点からゴールが見えにくい、そのゴールそのものを作り出すような場合もある。
そういう日々を、きちんと生きていくには、「いつも覚悟がいる」と、思ったのでした。
柔軟な対応力と同時に、凛とした姿勢を保つような、そういう専門家でありつづけたい、ですね。