GokanPROJECT/知識より、まず興味
ナカガワマサキさんから、メールとお手紙をいただきました。
iPoneアプリ「IdeaPod」をご覧になられて、
そのつながり『アイデア・スイッチ』を読んでくださって
ご連絡をくださったのでした。(大変光栄です)
ナカガワマサキさんは、GokanPROJECTという志しのある仕事を
されています。そして、それはとても洗練されています。
GokanPROJECT
http://gokanproject.web.fc2.com/
そして展開の仕方が何とも素晴らしいなあと思うのですが
「大事だから学ぶことをお勧めします」というスタイルではなく
「知識より、まず興味。」(webサイトより引用)という
楽しさ、興味、分かりやすさ、というスタイルでいらっしゃいます。
ナカガワさんから、名刺大のシール20枚と、
点字の50音のカード10枚を頂きました。
わざわざ送料をかけて送ってくださいました。
ありがとうございます。
連休に、子供達と開けてみて、「わー、おもしろいね、つぶつぶ」
といいながら、しばらく触ってみていました。
次女が興味を示して触っています。

次女はまだ2歳9か月で文字も読めませんが、
これにはとても興味をもったようでしばらく
触っていました。
いいですね、こういうのって。
以下は、余談です。
点字はこうやって書くのか―、とおもって昼間に
しばらくPDFの表をもとに塗りつぶしていました。
そして、いま、夜、ブログにアップしようとしてから、
ふと、気になりました。
「PDFの点字は黒丸と白丸あったのでそのとおりにしたけれど
点字50音カードの一番最初”あ”は、点1つだったな。
表は逆に点が5つあるようにも見えるぞ。あれ?」
と。
そこで、ナカガワさんが封筒にはってくれていた
点字を、PDFの通りに読んでみました。
すると
「タートホマ キハヤ!」
となりました。
「???」
何度確認しても、PDF表通りに読むと
そう読めるようでした。
ドラクエ初期の復活の呪文に似てます。
おかしい。
そうおもって、点字50音カードという現物があるので
それを元に、探してみました。
するとこれは
「コレカラモ ヨロシク」
という言葉でした。
これで、確信が持て納得がいきました。
そこで、「いしいりきえ」を立体物で点字を
まず模倣し並べることで、学習の強化をしようと
想いました。
同じ大きさの出っ張りをならべてみよう、と
探してみると意外と、形のそろった粒状のものって
もっていないないですね。
しばらく探して、いいのがありました。硬貨です。
いしいりきえ、を硬貨で模擬点字にするとこうなります。

並べていて発見もありました。私の名前は最後の1文字を除き、すべて「い段」なんですが、それを並べていくうちに「い」の段の文字には共通する配列があることに気が付きました。コインの種類をあえてかえています。6か所のうち左の上と中に必ず点があるのです。そこは10円玉にしています。
子音と母音という概念でできているのがわかりました。
また、PDF表を見てしったのですが、濁音の存在を知らせるのは前置きなんです。ガ、であれば、「濁点」「カ」という並びになっています。興味深いですね。
そんなわけで、失敗例と修正例を並べて取りました。
ここまで、誤解を修正しながら学習出来たのは、やっぱり実物のある面白さ、わかりやすい道具があること、でした。
「知識より、まず興味。」
とても素敵な思想だと思います。
ナカガワさんと知り合えたことで、
いくつかの学びと
点字という世界に目を凝らす機会を頂きました。
ありがとうございました。