仙台の大塚家具に行ってきました。
受付に名前を書いてはいるあたりは、なかなか、仙台にない珍しさがあります。自由に見たいと言えば、そこからはフリーです。これこれが見たい、といえば、説明の方が一緒についてくださって、説明をきけるそうです。私は書斎に椅子が、ということで、説明を聞きました。okamuraとハーマンミラーの両方がすわりくらべられて、結構長い時間、すわってみても、いやな顔をせずに、いろいろと、使いすぎない程度に気をつかってくれます。
今日はまず、みるだけ。
そういうつもりでも、きちんと対応してくれるあたりは、なかなかの接客の姿勢だなぁと、おもうのでした。
平日の夕方前、ということで、ご年配の方と若い新婚さん的な感じのお客さんがおもでした。多分休日はかなり混むのでしょう。
ハーマンミラーの椅子としては、アーロンチェア以外に、エンボディ、という「魔王の椅子」みたいなすごい有機的な背面構造のいすも、ありました。わたしはこれが、最もしっくりきて、値段もダントツに高いので、しばし、考えてしまいました。最初はこの価格のものは買うつもりがなかったのですが、かなり心はゆれました。ゆっさゆっさと。
高い椅子のあと、3~5万円の椅子も座ったのですが、これが、えらい違いがあるなぁと、おもって、おどろきました。普段なら、この価格帯の椅子を「いい座りごごち」と思うところですが、やっぱり、10万円以上の椅子とくらべれば、腰や座面の心地よさは、格段にちがいますね。あるいみ、これまでは無視してきた部分でしたが、やっぱりプロとして、道具に長く使えるものを使うのも、ひつようかな、とおもうのでした。何せ1度腰痛になれば、そのあとのロスや不義理は、椅子代をこえてしまうわけですから。
アーロンチェアは、私には、ちょうど肩甲骨が、プラスチックに当たり、いたかったです。どのいすにも、当たってしまうので、唯一、それがなかったエンボディに、強く惹かれました。
私は、家具フリークでも、ましてや大塚家具フリークでも何でもないですが、じっくりこだわりの道具を探してみるのも、わるくないものだなぁと、これについては、おもうのでした。
(ちなみに、ペンとか、眼鏡とか、手のひらに収まるものについては、どれも結構思想や理由をもって、今のアイテムになっています。机も、です。椅子とスーツだけが、無頓着な状態でした。)