「みちのく花むすび(有地和子さん)」を訪問してきました。
今日は、コミュニティービジネス分野の起業事例である「みちのく花むすび」(店主・有地和子さん)を訪問してきました。
有地さんは、仙台ビジネスグランプリ2004の奨励賞を受賞された方で、先般の2005の授賞式ではじめてお会いしました。みちのく花むすびさんの紹介サイトとしては、事業団の訪問報告が一番詳しいようです。
場所は、仙台の中心部に程近いCATVのあたりに斜めに走る太い道路に面しています。 地図
雨の日の写真なのでうまく取れていませんが。
店内に入ると手作りのおにぎりをメインにお惣菜やお弁当などが並びます。店内には少人数用のテーブルがいくつかあり店内で食べたりお店の方と話したりとゆっくりできるようになっています。私はこの日は「春一番」という菜の花をまぜたほろ苦いおにぎりをいただきました。自然の季節感の感じられるしっかりしたおにぎりです。

このほかにも、まじめに食物づくりをしている生産者の方のかたの商品が並んでいます。

一番の印象的だったのはお店の雰囲気がとてもいいことでした。店主の有地さんはこのビルのオーナーでもありますが、気さくで社会貢献的な雰囲気の方であり、お店で提供するものもいいものをつかっていて、ほとんど持ち出しのような(非営利的な)事業のように感じられます。レジ係の看板娘さんは店主有地の姪御さんとのことでやわらかい雰囲気がかもされています。

ちなみにこちらのお店は、お昼の時間帯のみ(平日の11:00~14:00のみ)の営業です。それ以外の時間帯はやっていません。
店舗の活用などを雑談しているときに、このビルの上のほうにいくつか開いたばかりのオフィスがあること、若い起業家さんで入居希望があれば大歓迎であること、入居者専用駐車場をあけておいてあること、などのことを伺いました(2006年3月17日現在)。実際に部屋を見せていただいたのですが、歴史を感じる味わいのあるいいビルでした。私の周りでも街中にオフィスをもとう・増設しよう・という若い起業家の方が増えましたので、紹介したいとおもいます。ご興味ある方は私までご連絡ください。いろんなご相談ができそうです。