ミッフィーが原則6色であること、に思いをはせる
以前、何かの本で読んだのですが、ディック・ブルーナ氏の作品「ミッフィー」は、当初4色で構成されていたそうです。赤・黄・緑・青。
ある時に2色(茶、グレー)増やしたそうです。その2色のおかげで表現の幅がぐっと広がった、と、たしか述べられていました。
ミッフィー6色
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(本当の色はもっと、ピリッとした色です。上記はやや和風にしています)
(白と黒も入れました。8色、というべきか難しい所ですが)
ミッフィーが喜んでいる時、部屋が暖かい時、背景は黄色。といった、色の持つイメージをストーリーのパターンと同期させて、小さな子供がより読みやすいインフォメーションを盛り込んでいる点でも、とても興味深いと思いました。
そういえば、グーグルの社内も、赤・黄・緑・青、のグーグルロゴカラーがいろんな設備に反映されていました。大きくシンプルなデザインに、大胆な色遣いをすることで、そこが楽しいキッズルームのようにみえる効果があるのかも、とおもいました。
白と黒とグレーの、シックな感じも悪くないのですが、はっきりした色の大きな布とか画用紙で、ブレインストーミングルームを飾るだけでも、結構、認知外の知覚、を作れるのかもしれません。
手ごろなビビッドな模造紙を、ネット上でちょっと探したのですが、パリッとしたカラーの模造紙は、なかなか無いようですね。
画材やさん(仙台でいうと、青葉画装( http://www.aobagasou.com/ )など)にいくと、大判の紙が、いろとりどりでわりと安い値段で手に入ります。あるいは、ホームセンターに行くと、カラーのプラダン(プラスチック段ボール・大きなものは畳と同じ大きさ)があります。それもいいかもしれません。
(ちなみに、余談ですが、思考フェーズを色分けする「シックスハット法」(発想技法の一種)の6カラーは、白・黒、それから、赤・黄・緑・青、です。)