「速い」アイデア会議ツール、登場します。
全国のアイデアワークショップで、ユーザに磨かれてきた「ブレイン・ライティング・シート」(アイデア会議ツール)は、発売からちょうど1年がたとうとしています。アイデア会議ツール・キット、というコンセプトは一定のカテゴリの―方にとって、非常に望まれていたものであることが分かりました。
一年前、原価を抑えるために、ニッチな製品でありますが、数年分は、生産しなくても行けるほどの十分な数量を作っていたのですが、おかげさまで、それを上回るペースで出荷し、一年弱でほぼ完売となることが分かりました。
中小企業大学校殿(東京校、仙台校)や全国の開発力の高いメーカさんにおけるアイデア・ワークにおいてお使いいただいたの初め、市民ワークショップなどでも広く使っていただきました。皆さまありがとうございます。
そこで、再生産を前に、大幅な仕様見直しを行いました。
その結果3つほど、ユーザの方にご報告できる「より良くなった点」があります。
1つ目:「速く」なります。
これまでは、アイデア収束の作業で、シートをカード状に切り出す、という作業がありました。これは平均して、5分~10分ほどかかっていました。貴重なメンバーの時間をもらって実施するリーダにとっては、この時間をカットできるだけでも相当に、使い勝手が良くなります。通常のアイデア会議では、どうしても「アイデア」を「物体としてコントロール」する為の処理時間が要ります。書き換えるなり、張り替えるなり。今回の仕様では、シートにミシン目が入っていて、アイデアカードを切り出すのが大変簡単になりました。その時間をほとんどゼロに近くすることで、メンバーの勢いを保ち、ピシッとアウトプットまで、進行できるようになります。
2つ目:「多人数がOK」になります。
今まで18枚、という内容量でしたが、今回は、多様な人数幅を吸収するよう、24枚という内容量になりました。6人会議を3回分、であったのが、8人会議で3回分までカバーできます。もちろ6人会議でもOKで6人会議なら4回分使えます。
3つ目:「安価」になります。
顧客価値の高い部分を、取り入れることで、生産コストは上がりますが、それ以上に、従来の仕様を見直し、簡素化したことで大幅な価格低減を実現しました。冊子状であったのをシートの束にして扱いやすくしました。またフリップボードは、片面2枚で会ったのを、両面1枚にして、軽量化しました。これらは生産コストの低減にもつながり、従来より2,500円も安く「6,500円」で提供できることになりました。これには、製造販売をになってくださっているマグネットデザイン社(旧・デュナミスのメディアデザイン部隊)さんの企業努力もあります。量産により原価を抑えたり、加工のしやすいアイテムデザインをしてくださいました。
トップページもしばらくは、この画像にいたします。
なお、製品情報の詳細を公開できましたら、ここに追記したいと思います。
追記1:
私のブログに続報を書きました。
11月18日の記事
追記2:
ITmedia 誠Biz.IDさんに紹介していただきました。
