BENETTON製チャリティーバンド
先日久々に、ファッション系の男性誌を買ってみました。スーツ、靴、鞄は今どんなものあるのか、知りたかったのと、ちょうど「ちょいわるおやじ」路線のLEONに対して、新しい「○○おやじ」の路線を展開しようという雑誌が創刊されたので見ておきたかったので。
その雑誌はOCEANといって、表紙は環境に配慮しデザイン性の高い通販雑誌的なテイストを感じるものでした。路線としては、「ベッカムみたいに家庭を愛する男が素敵でしょ」「子育ても素敵な日常を演出する舞台になってきたんですよ」といったメッセージを感じるものでした。
高校生のときに「ホットドッグプレス」を稲毛駅(千葉市)で買って紙面をめくるときのあのインクのにおいと同時にわくわくした感覚を、すこし思い出します。ただ、高校生のころの雑誌よりも明らかに、印刷技術もプレゼンテーションの配色・文字配置も、雑誌は進化していますね。特にページにあちこち非定形紙や折込、エンボス加工紙もあってこれは昔ならかなり高かっただろう技術が今はリーズナブルになったのだと時代を感じました。
紙面デザインといういみで参考になるなぁとおもいつつ、ハンティングワールドのブルーの鞄は素敵だ、けれど鞄にそこまでの値段は出せないなぁ、とか思いながら、しばし高級な良い品物を所有するたのしさ見たいなのを、感じたり、娘と楽しそうにスタイリッシュな日常をすごす男性モデルを見て、こういう生活良いなぁ、とおもい、ふと、雑誌というのは情報を提供するものではなく、希望とか明日への期待を提供するものなのだとおもったり。

それで首記のおまけが付いていました。ホワイトバンドと同じ外見でブルーです。チャリティーとベネトンと雑誌の連携で出来ているそうです。私は高校生のころに一番好きだったのがBENETTONでした。当時はUNITED COLORS OF BENETTON、というロゴではなく、糸と編み棒を組み合わせた「デフォルメしたタコ」のようなブランドロゴが付いていた時代です。当時は随分熱心に買ったものです。いつしかブランドがすきでも商品は買わなくなっていました。なので、早速本から出して腕にしてみたのでした(写真)。普段はほとんどアクセサリーを身につけませんが、たまにはこういうもをしてみるのもいいですね。
これをつけながら「募金は本来商品の購入ではない。ないけれども、募金の記念にある程度手に入りにくい『モノ』をもらえると、日本人はすごく満足度合いがあがるんだろうなぁ」と感じました。情報とか企画というものも、電子データで送るよりもある種の『モノ』に転写して統合的な価値として提供したほうが、情報・企画に対して対価を得やすいのだろう、と感じました。