TRIZの発明原理40を他分野に
TRIZの40のブレークスルーパターンを、「他分野での解釈バージョン」として開発したい、というチームが同時並行的に、いくつも周囲ですすんでいます。それぞれ違う専門家さんたちです。
その時、うまくいかない共通要素があります。それは「発明原理の表現をまず、再解釈の対象にしたのでは、ぶれ過ぎて、形が作れない」という傾向です。
むしろ、人間の認知能力をうまくつかってワーディング(言葉をデザイン)するには、TRIZにおける問題構造の知である「39の技術パラメータ」から先に、再解釈するのがよい攻め口になりそうです。
「問題」があってはじめて、「ブレークスルー(解決法)」がある。
それを、理にかなった順でいくには、
はじめに、問題構造を、新しい分野で記述し直して、それに答えるように、うちてである40パターンを、デザインしなおすと、すっと、直感的につかえる道具になる(確率が高い)でしょう。
Mi-TRIZの中でのディスカッションからは、そう感じます。