社会人とは、夢を社会化する人である。
4月3日、業務初日です。とはいえ、4月1日から自宅で事業の構想を作る意味では仕事をしていましたが。

以前インターンでもお世話になっていた21世紀プラザ(仙台市泉区)の中に職場があります。きれいな3階建てのビルでとても快適です。
今日は、私の所属するコーディネータGr.の事業創設日でもあります。私の職種の使命であるここでの活動は、同時に受入機関にとっても私の将来にとっても大きく貢献するものにしたいという固い決意があります。昼食後、各所あいさつ回りの前に、大崎八幡へ。事業開始にあたり、商売繁盛の祈祷をしていただきました。テクノロジーやイノベーションに関係するビジネスをする私たちだからこそ、少し古風なところは大切にして行きたいと思っています。神社へのお参りは自分と向き合い、自分を律っします。

オフィスに祭らせてもらいました。隣にはもっと大きな木札がすでにあったのですが。
この後は、公的機関、支援機関、地域産業界のキーマンの方などを訪問し、展開する事業のご報告をさせていただきました。夕方に仙台中心部からまた仙台北部のオフィスにもどり社内の情報管理関係の設定や、小さいタスクを頂いたりして次第に夜も更けていきました。作っていただいた名刺を自分で加工しながら、自分の商売だと思うと名刺一枚一枚が大切に感じられるので
不思議です。

さて、朝8時半に出社し、職場を出たのが夜10時半。ベンチャーに派遣されるということは、そういう生活だと覚悟しているわけですが、やはり一緒に働く人が若い分、僕が先に「疲れたなぁ」といってしまう始末。日中フルに動いて夜までがきついのは、さすがに受け入れないといけないか、と思いながら、ふと、「疲れたなぁ」という言葉をこれからは言い換えてみよう、と思いました。
動物の保険を作ったある若い社長さんが講演で最後にこういっていました。「社会人とは、夢を社会化していく人、ではないかと私は思います。」と。これを聞いてとても同意しました。そうありたいものです。
さて、疲れたというのは、それだけ働いたということです。夢を社会化していく人が動いた、ということは、それだけ夢(の一部)が社会化した、ということだと言い換えられます。名刺を100枚加工した、25分。これは単に名刺をカットしたのでなく、私が最終的に実現したい夢をかなえるために100枚の名刺を作ったわけです。100枚の名刺がなかったときよりあったときのほうが、いくらかだけ夢に近づいています。
そう考えて、これからは体がきついなぁ、とおもったときには、「ああ、疲れた」という代わりに「ああ、夢の一部が社会化した」といってみたいと思います。夢の一部、今日も一部、明日も一部。毎日つかれたなと思う分だけ夢の端っこから社会化して行きます。毎日端っこから夢が社会化していくと、いつか中心部も社会化しそうな感じがしませんか。そんなことを帰りがけの車で仙台市南部にある自宅までの道中、考えながらすごしました。
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今日の頂き物
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今日は訪問先で「舌にくっつく石」をいただきました。ゼオライトです。ペロッとなめると本当にくくくと吸い付きます。驚きの天然素材。そういう使い方をするものではないのですが。
