新しいアイデア評価の8軸、と、そのお勧めシーン対応
8つの評価軸は、次のような対応になっています。
★あたらしい ⇒ 創造・突破力 系の軸
★こすと ⇒ ものづくり・実現可能性 系の軸
★いんかむ ⇒ 事業開発性・突破力 系の軸
★すぐやる ⇒ ものづくり・事業開発性 系の軸
★ひとで ⇒ 実現可能性・ものづくり 系の軸
★てっく ⇒ (※イノ収益)・ものづくり・実現可能性 系の軸
★よろこぶ ⇒ 事業開発性・創造 系の軸
★ようい ⇒ 実現可能性・(※イノ収益)・ものづくり 系の軸
逆に、シーン別に、利用しやすい軸は、以下のようになります。
『実現可能性』重視の場なら━━━━━━━━━
★ひとで ★ようい ★こすと ★てっく
『突破力』重視の場なら━━━━━━━━━
★あたらしい ★いんかむ
『イノベーションからの収益性』重視の場なら━━━━━━━━━
(★てっく)(★ようい) ※ 逆に難しさをみること
『創造』重視の場なら━━━━━━━━━
★あたらしい ★よろこぶ
『ものづくり』重視の場なら━━━━━━━━━
★こすと ★すぐやる ★てっく ★ひとで ★ようい
『事業開発性』重視の場なら━━━━━━━━━
★いんかむ ★よろこぶ ★すぐやる
場にいるメンバーの価値観が似ている場合は、自然と、8軸の中の上記の軸が選ばているでしょう。
上記の対応は、製品の中にはかかれていない、開発者サイドの裏側の概念構造を、つまびらかに、書いたものです。普通のユーザさんは、こんなことを知らずとも、使えるようになっています。
商品として、IDEAVoteが売れてくれること、それは、次の開発資金を得るためにも、重要です。しかし、それはアイデアプラントの思想のごく一部のこと。創造的な人や組織が次々生まれてくる社会を創る、そのために、有益だと思った知識セットは、ひろく出して生きたいと思っています。
アイデアについての評価するような場(会議とか)で、どうも、評価の視点がばらばらだ、なんとしたものか、というときには、この前後の記事をぜひヒントにしてください。およそビジネスであれば、たいていのアイデア評価軸は、大体、先の記事のものにふくまれます。それらを当てはめてみることで、「ああ、この人は、実現可能性を重視しているだな」とか「事業開発性を重視した考え方にちかいな」ということがわかるかもしれません。