はちのすボードA1(発想専用ホワイトボード)。一人ブレストの結果を公開
アイデアプラントの作品中、唯一、ホワイトボード、という変わった素材のアイテムがあります。
ブレイン・ペーパーというシリーズ名で6種あります。
そのうち2つが「はちのすノート」のデザインになっています。
大きいA1サイズのものは、中にSCAMPER(発想トリガー)のリストが
入っていて、一人ブレストがしやすいホワイトボードです。
今日は、ある種の発想作業の実験のために一人で
それをつかってみていました。
その様子をちょっとのせてみます。
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クリックで大きくなります。
仮想の発想のお題として「いい椅子を1万円で手に入れるにはどうすればいいか?」として、46+いくつか、のアイデアを出しています。青文字が先にかいたもの、赤文字が一度休憩してからだしたもの、です。
これぐらいだすと、1~2個ぐらいは、実際にやれそうないいアイデアが必ず出てきます。また、3~4個ぐらいは、本件の解決策にはならないけれど、別の問題へのアイデアになるものが自然と出てきます。普段ならそれは見向きもしないで捨てがちですが、副産物だって、とっておきたいわけで、それは、空白のセルにでも書いておけば、便利です。
そんな感じに使う道具です。
アイデア創出の特性として、さまざまなものが見出されていますが、これは、それにデザイン性を考慮して、作られています。素材的にやや華奢なのが難点ですが、作り手としては、なかなかいい道具だとおもいます。
ホワイトボードという素材にこだわったのも、実は、発想容易化のために必要な特性を付与するためです。詳しいことは省きますが「仮置きテイスト」とでもいうべきものが、発想作業にはとても相性がいいから、なんです。