iPod touchは、プレゼンの手元用にちょうどいい
iPod touchを使い始めて、すごくプレゼン周りが便利になりました。
プレゼンの前のタイミングは、前方のテーブルで出番を待っていたりするわけですが、その間に、直前リハーサルをしたいときってありますよね。
私はそういうときに、iPod touchをつかって、さっさっさっと、一通りのスライドをおさらいしています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
iPod touchにプレゼンを入れる方法
1)パワーポイントを、保存するときに、よく見ると、形式が選べますが、そのときにJPEGとか画像を選べますので、それで保存します。
文字輪郭がぎざぎざで汚い、と感じますが、それでOKです。
2)iPod touchに写真を転送するフォルダーにその画像を入れます。ただし、スライドナンバーを1→01、2→02のようにしておきます。しないと、スライドが変な順番になります。(1の次に11が着ます)。
3)同期させます
これだけで、完了します。後は写真のアプリを押せば手元にスライドがだせます。ぎざぎざがアンチエイリアスというのでしょうか、輪郭あいまい化処理がなされて、すっきりとして見えます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このiPod touchでリハーサルすると、小さくて読めない文字があります。それは、スライドを見る後方の人にとっても、読みにくいものなので、次からは、何か工夫しよう、と気がつきます。
直前リハーサルの効果は絶大です。発表と同じ緊張の状態でスライドをめくると、あれこのスライドがあとにあったんだけっけ、というのを、リハーサルできてしまうので、壇上では、二度目となり、余裕ができます。
二つ目の話なのですが、壇上でも、熟達すると使えるようになります。これは、プレゼンに不慣れなうちは難しいやや上級者編なのですが、こんな感じです。
プレゼン中に、ビデオをみせるなど、30秒ぐらいの時間がある、そういうコンテンツにしておいたとき、この後、どういう展開ができるんだっけ、と手元でささっと、さき数十枚を確認することができます。
講演やワークショップなど、長丁場の登壇の場合、トイレ休憩がはいったりしますが、そういうときに、トイレまで歩きながら、さっとこの後を確認したり、もできて便利です。
これは、ちょっとしたことですが、かなり便利です。
補足:
ただ、唯一、懸念されるのが、登壇中に、アイフォンでメールをみているのか、と誤解されそうなことです。見た目には、会議中のメール内職とそう変わらないわけで、そこだけは、気になるところではあります。
なお、プレゼンのクリック装置として、使うアプリの中には、先のスライドを表示しておくものがあります。これは便利、ですが、私はちょっと使いにくいので、無線のクリックツールを別に持っています。日本にIDEOのトムケリー氏がきたとき、アイフォンでクリックして行ってその姿はとてもかっこよかったで、個人的には、好きなんですが。