廃れに高品質あり
私達のクライアント支援では「発想パターン集を作る」というものがあります。
例えば食産業において見出されるパターンの一つに「廃れに高品質あり」的なものがあります。
大量生産に向かず廃れた調理法は今また可能になっていたりします。その味は、高齢者に懐かしく、若い人にははっとする複雑な深みを持ったものだったりします、時に。
古ぼけた郷土の歴史書をひも解いてみると、中には地域性ある「新商品」のヒントや時には強いコンテンツになるものが、埋蔵されています。
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廃れに高品質あり。
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この一つの発想パターンだけでも、ずいぶんいろんな新企画は、うまれたりします。自社の古株社員に聞いてみる、地域の高齢者が昔自家消費用として栽培していたものを聞いてみる、かつていた職人さんたちの作品をしらべてみる。これらはその努力を必ず無為九手くれるはずです。