玩具の3要素
玩具には3つの要素があります。
たのしくあること、手で持てること、具体的か道具的であること。
字義から、ばらしてみるとわかります。
『玩』は辞書によると「もてあそぶ」
更に分けると、
『もて』=手にもつ
『あそぶ』=楽しく時を過ごす
『具』は、「具体、道具」です。
整理すると、玩具は
・楽しく時を過ごす
・手で持てること
・道具的か具体的
という3つの要素を持つことと理解できます。
これは、だいたい”おもちゃ”(玩具)のイメージとマッチしています。
Toy = Fun、Tangible、Tool
これを視座にすると、商品開発の際にいろいろとおもちゃテイストを入れ込むときに役に立ちそうです。
追記:
新しいおもちゃを発想できないか、というときの3つの視座をつくってみました。
「楽しく時を過ごす、から、連想できるもの」を、列挙する。
「手で持てる、から、連想できるもの」を列挙する
「道具、から、連想できるもの」を列挙する
それらをランダムに組み合わせる。
すると、あたらしい玩具の可能性をみいだすことができるかもしれません。
追記2:
6つのサーチライトで照らすと、どうなるかちょっとチェックしてみます。
人
モノ ・・・道具
プロセス ・・・手にもつ
環境
意味価値 ・・・楽しく時を過ごす
五感で感じるもの
人、環境、五感で感じるもの、については抜けています。
人という意味では「赤ちゃん」「子供」「大人」「高齢者」ぐらいの大別がありそうです。
環境といういみでは、手に持てる、ということから、環境サイズのファクターは少ないと思いますが、それでもラジコンヘリや大きな空間を使うブーメランのようなものもあるにはあります。大きな空間を使った遊び、長い時間を使った遊び、などもありそうです。
五感で感じるもの、というのは、なんらかしらの形でその前の観点に含まれていることも多いのですが、あえて別に考えてみようとすると「視覚的な遊び」「聴覚的な遊び」「嗅覚的な遊び」「味覚的な遊び」「触覚的な遊び」がありそうです。