捨てて、一点突破せよ!
MOTコースの時代に、戦略論や熟練の経営コンサルタントの方に、師事する機会に恵まれていました。今朝、はっとおきたときに、(大げさに言うと、天啓のように)、いろんな言葉がつらなって引き出されてきました。書斎の大規模な整理をおこなって、いろんな過去の書類やノートに目を通したのがトリガーになったのかもしれません。
前置きは、その辺にして、その浮かんだことを、ツイッターでメモしました。そのまま、ざららっと拾い上げて、書きます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●新しいことに取り組む。その時の本質戦略は「一点突破(一点突破、全面展開)」である。全部やろうとしないで100のうち3だけを強く、打て。
●何が「提供価値」の「一点集中&突破」を制止しているのか?
●大抵は、優先順位がつけられていない。
●優先順位をつけるには「判断指標」がいる。では、なにが判断指標を明確にするのを、制止しているのか。__それをつぶせば、自然に、流れ始める。(判断指標ができ、優先順位がつけられ、提供価値の一点集中&突破ができて、全面展開する)
●大抵の場合、判断指標を明確にすることを制止しているものは「情報が少なすぎる」か「多すぎて身動きが取れない」からだ。前者は動くしかない。後者は「捨てよ」に尽きる。戦略の本質は、捨てることにあり。とある師匠が最後にくれた言葉。
●やっていることを投げ出せ、ということとはまったく違う。そうじゃなくて、使っていない荷物を沢山もっていて腐らせていたり、探し物に時間がかかるのを、すっきりして、快速化せよ。ということに近い。情報は太った後に削ぐことで、知識(知恵)になるのだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その後、2006年に川村先生にたまたまいただいたアドバイスを必死に書きとめたメモが出てきました。4年前の僕はそれを半分も理解していなかったが100%分かったつもりでいたんだ、と気がつきもしました。いま、ようやく、いくつか、分かりました。